家を買ってから気づく「こんなはずじゃなかった…」7つの失敗

家を買ってから気づく「こんなはずじゃなかった…」7つの失敗

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法律・税務・士業全般
「この家を買って、本当によかった!」

家を購入した後、そう思えるのが一番ですよね。

一方で、不動産の仕事をしていると、

「こんなにお金がかかるとは思わなかった…」

「昼間は気にならなかったけど、夜はこんなにうるさいんですね」

「もっとちゃんと確認しておけばよかった…」

といった声を聞くこともあります。

もちろん、家を買ったこと自体が失敗だったという話ではありません。

ただ、購入前には気づきにくく、実際に住み始めてから初めて分かることがあるのも事実です。

今回は、不動産会社の立場から、家を買う前に知っておきたい「こんなはずじゃなかった…」につながりやすいポイントを7つご紹介します。

① 思ったより維持費がかかる

住宅は、購入したら終わりではありません。

毎年の固定資産税・都市計画税に加えて、建物の修繕費も考えておく必要があります。

特に戸建ての場合、

・屋根や外壁のメンテナンス
・給湯器の交換
・エアコンの故障
・水回りの修理
・庭や植栽の手入れ
・駐車場や外構の修繕

など、住み続けていれば少しずつお金がかかってきます。

「家賃がなくなるから、その分お得」

だけで考えてしまうと、購入後に思わぬ出費に驚くことがあります。

② 「駅まで徒歩○分」だけでは分からない

物件情報には「○○駅まで徒歩10分」などと書かれています。

もちろん大切な情報ですが、それだけで実際の暮らしを判断するのは少し危険です。

例えば、

「途中に信号が多い」

「意外と坂がある」

「冬は歩きにくい」

「交通量の多い道路を渡る」

など、実際に歩いてみないと分からないことがあります。

特に、私が事務所を構えている新潟では、雪が降ったときの道路状況なども、普段とは大きく変わります。

できれば購入前に、実際に歩いてみることをおすすめします。

③ 昼間は静かだったのに、夜は意外とうるさい

物件を見に行くのは、昼間が多いと思います。

しかし、昼間と夜では周辺の雰囲気が大きく変わることがあります。

近くに交通量の多い道路や店舗、学校、線路などがある場合、時間帯によって音の感じ方が違うこともあります。

逆に、昼間は少し騒がしくても、夜になると静かな場所もあります。

「内見したときは問題なかった」

だけではなく、

朝・昼・夜で周辺環境を確認する。

これだけでも、購入後のギャップをかなり減らせます。

④ 駐車場が思ったより使いにくい

車社会のエリアで家を探す場合、駐車場はかなり重要です。

「2台停められる」と書いてあっても、

・車の出し入れがしにくい
・前面道路が狭い
・駐車すると玄関まで通りにくい
・来客時に車を停める場所がない
・雪をどこに置くのか考えていなかった

など、実際に生活してみると気になることがあります。

現在乗っている車だけではなく、将来車を買い替えたときのことまで少し考えておくと安心です。

⑤ リフォーム費用が想像以上だった

中古住宅の場合、購入価格だけを見て「安い!」と判断するのは危険です。

「キッチンを新しくしたい」

「お風呂を交換したい」

「壁紙を全部張り替えたい」

「外壁もそろそろ直したい」

と、希望を挙げていくと、意外と費用が膨らむことがあります。

中古住宅は、

「いくらで買えるか」ではなく、「住める状態にするまでいくらかかるか」

で考えることが大切です。

物件価格が安くても、リフォーム費用を合わせると、新築との差があまりないケースもあります。

⑥ 「将来売れる」と思っていたけど…

購入するときは、「売ること」まで考えない方も多いと思います。

しかし、人生は何が起こるか分かりません。

転勤、転職、家族構成の変化、住み替え、相続など、将来的に家を売却する可能性は誰にでもあります。

そのときに、

「買ったときは良かったけど、売るのが難しい…」

となることもあります。

もちろん、将来の売却価格を正確に予測することはできません。

それでも、購入前に「この場所、この土地、この建物は、将来どう評価されそうか?」と少し考えておくことには意味があります。

⑦ 「家」だけを見て、「街」をあまり見ていなかった

個人的には、これが意外と大きなポイントだと思います。

家を探していると、どうしても、

「間取りがいい」

「庭が広い」

「キッチンがきれい」

「価格が安い」

と、建物そのものに目が行きます。

でも、実際に暮らすのは家の中だけではありません。

買い物は?

病院は?

学校は?

通勤は?

道路は?

周辺の騒音は?

災害リスクは?

10年後、20年後もここで暮らしたいと思えるか?

家を買うということは、実は「家」だけを買うことではありません。

その街で暮らす未来も一緒に買うことです。

「こんなはずじゃなかった」を減らすために

家を買う前に、すべてのリスクを把握することはできません。

どんなに慎重に選んでも、実際に住んでみて初めて分かることはあります。

だからこそ、購入前には「良いところ」だけを見るのではなく、

「買った後に困ることはないか?」

という視点を持って物件を見ることが大切です。

価格や間取りだけではなく、建物の状態、維持費、周辺環境、道路、駐車場、災害リスク、将来の売却まで。

少し面倒でも、購入前に一つずつ確認しておく。

それだけで、家を買った後の「こんなはずじゃなかった…」は、かなり減らせると思います。

不動産会社としても、物件の良いところだけをお伝えするのではなく、

「ここは購入前に確認しておいた方がいいですよ」

「ここは将来的に気になるかもしれません」

という部分まで、できるだけ正直にお伝えしたいと思っています。

せっかく大きな買い物をするなら、買った瞬間だけではなく、10年後、20年後にも「この家を選んでよかった」と思える住まいを選びたいものです。
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