住宅ローンは金利0.1%で毎月いくら変わる?借入100万円・期間1年の違いと差を解説

住宅ローンは金利0.1%で毎月いくら変わる?借入100万円・期間1年の違いと差を解説

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超低金利の時に、今から数年は金利は上がらないので、多少毎月の支払いがきつくてもほしい物件買った方が良い!と言っていた営業マン。

今、飛んでもないことになっていますよ!って声を大にして言いたい!




どーも、Ponchaです('ω')




住宅ローンのご相談で、よく聞かれるのが

「金利が0.1%上がると毎月の返済ってどのくらい変わりますか?」

「期間を1年延ばせば、毎月はどのくらい減りますか?」

「あと100万円借入ふやすと、支払いはどのくらい増えるのか?」

この辺、パッと答えられますか?




適当な不動産会社の担当者さんだと

「0.1%なんて誤差です」

「月々ちょっとしか変わりません」

とサラッと伝えて、実際の金額を伝えません!




でもその「ちょっと」が具体的にいくらで、35年トータルだといくらになるのか。

そこまで教えてくれる人って意外と少ないんです!




ということで今回は、

住宅ローンは金利0.1%で毎月いくら変わる?~借入100万円・期間1年の差も早見表でわかりやすく解説~

というテーマでお話ししたいと思います。




今回お答えするのは、この3つだけです。

・①金利が0.1%上がると、毎月いくら増える?

・②借入期間が1年増えると、毎月いくら減って、利息はいくら増える?

・③借入が100万円増えると、毎月いくら増える?




難しい計算式は一切出てきません。

この三つの違いさえ理解していただければ大丈夫です(^^♪



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まず、この記事の計算条件を揃えます!


金額の話に入る前に、前提だけ揃えさせてください!

この記事の数字は、すべて次の条件で計算しています。

(この前提が都度変わると、絶妙にわかりづらくなるため)

・借入金額 3,000万円

・借入期間 35年(420回払い)

・金利   年1.0%(35年間ずっと変わらないと仮定)

・返済方法 元利均等返済(毎月の返済額が一定のタイプ)

・ボーナス返済なし




この条件だと、

毎月の返済額は84,686円。

35年間の総返済額は

約3,557万円で、

うち利息が約557万円です。




つまり今回の物件購入では、

「3,000万円借りたら、利息で約557万円払う」

まずここを頭に置いてから、3つの数字を見ていきましょう!




ちなみに、金利1.0%というのは、あくまで計算しやすいようにしているだけで、

2026年9月では、金利1.0%よりももっと高いことのほうが多いです!




①金利が0.1%上がると、毎月いくら増える!?


まずは、いちばん聞かれる金利の話からです。

金利が0.1%増えた場合、毎月の支払いは大体いくらぐらい増えるのでしょうか?

答え:毎月 約1,400円、35年で 約59万円増えます

3,000万円・35年で、金利1.0%と1.1%を比べるとこうなります。

・金利1.0% 毎月 84,686円

・金利1.1% 毎月 86,091円

・差額   毎月 +1,405円 ⇒ 35年で +約59万円




毎月1,400円と聞くと、「スマホ代より安いじゃん」と思いますよね!

ただし、これが420回続きます。

35年トータルでは約59万円。

引越し代や、家具・家電一式が購入できる感じですね!




言い方で変わりますが、

金利が0.1%増えたから、イメージで物件を購入するのを留まるのは、正直もったいないですが、

現時点で、毎月の支払いがオーバーしているのであれば、ちゃんと考えた方が良いです!




直近で、金利が0.25%増えた銀行が多いですが、

0.25%ですと、月々の支払いは

約3,500円前後

という感じです!

借入額別の早見表(0.1%上がると毎月いくら増える?)


当然ですが、借入額が変わると、増える金額もほぼ比例して変わります。

・2,000万円 毎月 +937円 ⇒ 35年で +約39万円

・3,000万円 毎月 +1,405円 ⇒ 35年で +約59万円

・4,000万円 毎月 +1,874円 ⇒ 35年で +約79万円

・5,000万円 毎月 +2,342円 ⇒ 35年で +約98万円




ここから、覚えやすい目安が出てきます。

金利0.1% = 借入1,000万円あたり、毎月およそ470円

35年トータルでは、借入額の約2%




たとえば借入2,500万円なら、470円×2.5=約1,200円。

35年トータルなら、2,500万円×2%=約50万円

という具合で、頭の片隅に折れておくと、いくら増えたの?

が理解しやすいです!




ちなみに、いまの金利が0.5%でも2.0%でも、

「0.1%上がったときの増え方」

はほとんど変わりません。

・0.5%→0.6% 毎月 +1,333円

・1.0%→1.1% 毎月 +1,405円

・1.5%→1.6% 毎月 +1,477円

・2.0%→2.1% 毎月 +1,547円




なので、この目安はどの金利水準でもそのまま使えます!

じゃあ、1%上がったら!?


では、もう少し大きい金利差で見ておきましょう!

特に、直近金利が大きく動いておりますので、ぜひ参考にしてみてください!

金利が0.5%や1%あがると¥¥・

・1.0%→1.5% 毎月 +7,170円 ⇒ 35年で +約301万円

・1.0%→2.0% 毎月 +14,693円 ⇒ 35年で +約617万円




金利が1%上がると、毎月の返済は約1万5,000円増えます。

単純に金利0.1%増えた時は、1400円でしたので、

そのときの10倍ですね。

ここは素直に比例します。




ここでお伝えしたいのは、

変動金利を選ぶときは、「今が何%か」よりも、

「〇〇%上がっても払い続けられるか」

で考えるようにしましょう!




なお、変動金利には

「5年ルール」

「125%ルール」

の銀行があるため、金利が上がってもすぐには毎月の返済額が変わらないケースがあります。




ただ、注意していただきたいのが、

支払いが免除されるわけではなく、後ろに先送りされているだけです。

詳しくはこちらで解説しています。

住宅ローンの5年ルール・125%ルールとは?変動金利の仕組みをわかりやすく解説

②借入期間が1年増えると、返済はいくら減って、利息はいくら増える!?


続いて、期間の話です。

最近は40年、なかには50年

という住宅ローンも出てきました!

「期間を延ばせば毎月はラクになる」は本当ですが、

その代わりに何にいくら払っているのかを見ておきましょう!




答え:毎月 約2,000円減って、利息は 約17万円増えます

具体的に、

3,000万円・金利1.0%で、

34年

35年

を比べてみます!

・34年 毎月 86,767円 / 利息 約540万円

・35年 毎月 84,686円 / 利息 約557万円

・差  毎月 -2,081円 / 利息 +約17万円




つまり「1年延ばす」というのは、

毎月2,000円減らす代わりに、利息を17万円多く払う

という取引だということです。




期間別の早見表(3,000万円・金利1.0%)


期間ごとの返済額と、利息の違いを一覧にしてみました!

・20年 毎月 137,968円 / 利息 約311万円

・25年 毎月 113,062円 / 利息 約392万円

・30年 毎月 96,492円 / 利息 約474万円

・35年 毎月 84,686円 / 利息 約557万円

・40年 毎月 75,857円 / 利息 約641万円




30年と35年を比べると、

・毎月 約11,806円 安くなる

・利息 約83万円 増える




35年と40年でも、

・毎月 約8,829円 安くなる

・利息 約84万円 増える




ここで面白いのが、

期間を延ばすほど「毎月の減り方」は小さくなるのに、

「利息の増え方」はほぼ一定という点です。

30年→35年では毎月1万2,000円近く下がりましたが、

35→40年では8,800円しか下がりません。




しかし、利息はどちらも約83〜84万円。

つまり長く借りるほど、

期間延長の「コスパ」自体は悪くなっていきます。




ただ、自身が購入したい物件に対して、

毎月の返済を下げつつ、将来売却も視野に入れるという場合、

期間を延ばして、月々の返済の負担を減らす!

という方法は個人的には全然ありだと思っております!




金利が高いほど、期間を延ばす際の利息は高くなる!?

余談ですが、

この「1年あたり17万円」は、

金利が上がると当然ですが、利息も増えます!

・金利0.5% 35年→36年で利息 +約8万円

・金利1.0% 35年→36年で利息 +約17万円

・金利2.0% 35年→36年で利息 +約37万円

・金利3.0% 35年→36年で利息 +約60万円




金利3%で40年、50年と延ばすのは、

金利1%で延ばすのでは、

利息が大きく異なる!

ということですね!




ここは、

利息が増えるから少し妥協した物件を選ぶか、

予算に収まる範囲内で、期間を延ばしつつ、理想の物件を選ぶか

トータルで考える方が良いですね!

実際のところ、期間は短いほうがいいのか!?


意外と誤解しやすいので、改めて記載します!

賛否分かれるところですが、

私は

「期間は長めに組んで、余裕があれば繰上返済で調整する」

のが基本だと思っています!




理由は2つです。

・毎月の返済が軽いほうが、病気や転職などの「万が一」に強い

・住宅ローンは他のどんな借入より金利が安いので、手元にお金を残すほうが有利な場面が多い




当然、短い期間の返済額で物件が購入できるのであれば、

それに越したことはないですが、

正直、そんな都合の良い物件というのは、ありません!




トータルの利息は増えるかもしれませんが、

手元にキャッシュを残しておく!

というのは非常に重要なことです!




たまに、「あとで繰り上げるから」

と言って40年で組んで、一度も繰り上げないまま定年を迎える・・。

これは本当によくあります!




大事なのは、しっかりシュミレーションをしつつ、

大体いくらぐらいに、いくら繰り上げるか

まで決めておいた方が良いですね!




住宅ローン控除の10年ルールについてはこちらで触れています。

【令和8年度】中古住宅の住宅ローン控除|改正点と要件を解説【前編】

③借入が100万円増えると、毎月いくら増える!?


最後は、物件探しのときに一番使う数字です!




「あと100万円出せば、もう1駅都心寄りになりますよ」

「100万円上げれば、角部屋が狙えます」

など言いますが、(実際100万円ではそこまで劇的には変わらないので注意してください。)

「あと100万円」を増やしたことで、いくら増えるのか?

ここが分からないと何とも言えないですよね?




答え:毎月 約2,800円増えます(35年・金利1.0%)


借り入れ100万円増えると、ざっくり2,800円、月々の支払いが増えます!

・100万円を35年・1.0%で借りると、毎月 2,823円

・35年トータルの返済額は 約119万円(うち利息 約19万円)




覚え方は、ざっくりこれです。

借入100万円 = 毎月およそ3,000円




つまり、100万円価格が増えた!

=「月3,000円、35年で約119万円」

と考えておくとよいです!

金利別の早見表(100万円あたり毎月いくら?)


少し視点を変えて、

金利ごとで、借入を100万円増やすと、毎月の支払いはいくらになるのか?

算出してみました!

・金利0.5% 毎月 2,596円 ⇒ 35年で 約109万円

・金利1.0% 毎月 2,823円 ⇒ 35年で 約119万円

・金利1.5% 毎月 3,062円 ⇒ 35年で 約129万円

・金利2.0% 毎月 3,313円 ⇒ 35年で 約139万円

・金利3.0% 毎月 3,849円 ⇒ 35年で 約162万円




金利1%なら「100万円=月2,800円」、金利3%なら「100万円=月3,800円」。

変動金利であれば、ざっくり3000円

フラットなどの固定金利ですと、ざっくり4000円前後

と考えておくとよいですね!

逆算すると、「月1万円の余裕」はいくらの借入か!?

実はこの数字は、逆から使うともっと便利になります!

ここからは応用編なので、覚えなくても大丈夫です(^^♪




例えば、

毎月1万円の余裕があるなら、

1万円 ÷ 2,823円 × 100万円

=約354万円

まで借入を増やせる計算になります!




たとえば、

・3,000万円 毎月 84,686円

・3,500万円 毎月 98,800円

・差    毎月 +14,114円




「500万円の差は、月1万4,000円の差」。

マックスの予算を考える際に、

上記のような考え方をすることで、予算を上げるかどうかの判断が一気にしやすくなります!




が、ここは少し難しいので、深く考えなくて大丈夫です!




金利と手数料の考え方 「金利は0.2%高いけど、手数料が安い銀行」はお得!?


応用にはなりますので、

こちらは、気になる方だけ見ていただければと思います!




金利が高くて、手数料が安い

金利が安くて、手数料が高い

を比較した際にどう考えるか?

たとえば、

・A銀行 金利1.0%、事務手数料は借入額の2.2%(3,000万円なら66万円)

・B銀行 金利1.2%、事務手数料は定額の3万円程度(今このような手数料にしている銀行は基本ないです。)




①の数字を使うと、0.2%の差は毎月約2,825円、35年で約119万円。

A銀行の手数料66万円を差し引いても、35年トータルではA銀行のほうが約53万円安い、

という計算になります。




ただし、これは「35年間フルで借り続けた場合」の話です!




10年で売却や完済をする予定なら、金利差の影響は3分の1以下になるので、

B銀行が逆転することもあります。




手数料と保証料の違いについては、こちらの記事で詳しく書いています。

住宅ローンの保証料と事務手数料の違いとは?外枠方式・内枠方式と費用の目安を解説




まとめ


いかがでしょうか。

今回は、住宅ローンは金利0.1%で毎月いくら変わる?借入100万円・期間1年の違いと差を解説

というテーマでお話を致しました!




住宅ローンは、金額が大きすぎて感覚が麻痺しやすい買い物です。

だからこそ、「毎月いくら」「35年でいくら」の2つに必ず言い換えることが大事です!

ただ単純に営業トークに流されずに、こういうことですよね?

をしっかり伝えるようにしましょう!




「うちの条件だとどうなる?」という方は、

借入額・期間・金利の3つを教えていただければ、その場で計算します。

遠慮せず、どんどん聞いてください。それが仕事なので!




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