先日、土地の購入を検討しているお客様に物件を紹介したのですが…
「金額が高いからもう少し考えようか…」
「他にもっといい土地があるんじゃないか?…」
あーでもない、こーでもない、やっぱり買おうと思った時には時すでに遅し。
他の人が申込してしまいました…
ぼくもいい物件だと思ったので、すぐに決心させられなかった自分にも責任があるとは思いますが…
この展開、ハウスメーカーに勤めていた時も結構ありました。
みなさんは、物件購入で迷った時、この土地この家にしようと決心する時、最終的に何が決め手になるでしょうか?
普通の家を、普通の価格で買ったら、やっぱり普通の毎日に…
ぼくは以前のブログで「背伸びした家は買わない方がいい」みたいなことを書いたことがありました。
でも、だからといって、普通な土地と普通の建物を買って、資金計画が安全な普通な暮らししかおススメしないわけではない。
仕事でも、趣味でも、安全な方へばっかり進むより、投資したりチャレンジしたりすることで、より充実した時間が生まれますよね?
これって、土地を買うにしても、家を建てるにしても、不動産の購入も同じだと思うんです。
頑張って買うと、自分の心の中のどっかに、「いい買い物」をしたというイメージが残るんでしょうね。
ハウスメーカーの営業をしていて感じたことは、契約してから追加工事が多い人ほど、住んでからの満足度が高いんです。
逆に我慢して建てた人は、クレームになったりするww
怖がらずに直感を信じる!
なんだか「いい加減なこというな…」という声が聞こえて来そうですが…
でも怖がって決断できないのはもったいないです。
仕事でも、なんでも、安全だけ取って、危険=リスクを完全に避けることなんてできるわけがないんです。
そもそもリスクって「確定」してない予想の話ですから、起こるかどうかも分からないんです。
ぼくは、多少、金額とか将来のことで不安が押し寄せて来たとしても、じっと自分の心に聞いてみて
「欲しい…」
となったら、買いだと思います。
絶対的に経済的に破綻するくらいの買い物って、潜在的に人は避けるものです。
破綻しないくらいの少し余裕はあるんだけど、何かを我慢するのがイヤなだけなんですよね。
逆に言えば、健康とか生命とか経済的に破綻すること…それ以外のリスクを心配するくらいなら、自分が思う方に進めばいいんです。
生活するところ、仕事するところ、住むところで出会う人は変わります。
人生って、人との出会いで大きく変わりますよね。
ぼくはまだ40代半ばですが、それでも今まで生きて来て、節目だったな…と感じるタイミング、人生でポイントになる人との出会いがあった気がします。
よく人との出会いで人生が変わる…って言いますが、ほんとその通りだと感じます。
不動産に関して言うと、なぜか多くの人が「家を建てる」ってなると、経済的にも精神的にもガチガチに追い込まれる…
ずっとそこに住まなきゃいけないことを前提に、購入を検討している人が多い気がします。
働き方や暮らし方に改革が起こっている今…
「なんか、ワクワクするなー!」
「なんか、楽しそう!」
将来のリスクばっかり心配してるよりも、そんな選び方で住むエリアや住宅を決めるのも、これからの家選びはアリなんじゃないでしょうか。
たしかに、飛び出すこと=リスクを取ること…かもしれません。
でも、そこには人との出会いがあり、毎日の生活がもっと楽しくなり、そこに暮らしている間、自分の記憶に残る人生を送ることができるかもしれませんよ。