こんにちは。やぐち@ホームページ制作です。
本業は「講談師」
僕の本業は「講談師」です。
講談は落語や浪曲に並んで日本三大話芸の一つに数えられる大衆芸能で、主に歴史の出来事を若干の脚色を交えながら面白おかしく語る話芸です。
「忠臣蔵」とか「水戸黄門」とか「大岡越前」など、一昔前のテレビ時代劇ではお馴染みの演目は全部講談が元ネタなんですよね。
講談をするときは、「張り扇」という革張りの扇をパンパン鳴らして調子を作ります。声は大きく朗々と。とにかく心の奥深くにズシンと響く語り声調子でなければお客さんは最後まで聞いてくれません。
残念ながらまだまだ本業だけでは生計を立てられませんので、Web制作を副業としています。
本業としての講談師、副業としてのWeb制作——なんか変な取り合わせですが、実は共通部分もあるんです。
共通点① 相手に伝える
例えば、「相手に伝わるように話す力」です。講談もWeb制作も、どちらも相手に「伝える」ことが本質です。
講談では、お客さんの顔を見ながら語り口やテンポを変えます。興味を引きつけるためにどこで強調するか、どこで間を取るか、そういった工夫を重ねて物語の魅力を最大限に引き出します。
一方でWeb制作でも、誰がターゲットかを考え、その人たちに響くデザインやコンテンツを作る必要があります。どんな色合いが好まれるか、どんな言葉を使えば信頼してもらえるか——それを分析して形にするのがWeb制作のポイントです。
共通点② 心を動かす
「相手の心を動かす」という点でも共通しています。講談では、歴史上の人物の苦悩や感動を語ることで、お客さんの涙を誘う場面もあります。
一方で、Webサイトでは、商品の魅力を訴求したりサービスの信念を伝えることで、ユーザーに「行動」を促します。例えば、購入ボタンを押してもらったり、問い合わせをしてもらったり。
どちらも、ただ情報を伝えるだけでは不十分で、相手の心に響かなければ次のステップには進まないのです。
相乗効果
だから僕は、講談で磨いた「人に伝える力」や「相手の心を動かす技術」を、Web制作にも生かしています。
逆に、Web制作で学んだマーケティング視点や情報整理のノウハウが、講談の構成や語りにも役立っています。(特にHTML におけるセマンティックなマークアップの思想は驚くほど講談の構成に役立ちます)
この2つの仕事、見た目はまったく違うけれど、実はいい相乗効果が生まれているんです。
…と、こんな風に書くと「お前の本業はどっちだ?」とツッコまれそうですが、どちらも僕にとって大切な「伝える芸」だと思っています。
これからも、当ブログで少しでも「伝わる文章」を書ければと思っている今日この頃です^_^