「SDGsと地球科学」琉球大学後理物質地球科学(地学系)2022年

記事
学び

(1)問題




SDGs(Sustainable development Goals:持続可能な開発目標)とは,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標である。持続可能な世界を実現するための図Iのような17のゴールが設定されている。この目標達成に向けて地球科学分野ではどのような取り組みや貢献が可能であるか,あなたの考えを600字程度で述べなさい。

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(2)解答例




 SDGs の「気候変動に具体的な対策を」の解決に向けて地球科学分野では以下のような三つの取り組みが求められる。第一に大気中に含まれる温室効果ガスの濃度のモニタリング、第二に大気や海水面の温度の地球規模の観測、第三に火山活動の大気組成への影響である。
 第一については、各国の宇宙研究機関や環境問題の国際機関の協力を仰いで、大気圏における温室効果ガス濃度の長期変動をモニタリングする。第二については、大気や海水面の温度を定点観測する。気候変動の要因として火山活動の影響も大きい。産業由来のものに加え、世界の火山の噴火時に発生した温室効果ガス排出量の調査も不可欠である。これらの研究で得られたデータを相互に関連付けて解析し、将来にわたる地球の気温上昇の推移を予測する。このような科学的な予測をもとにゼロカーボンに向けた数値目標と長期的な削減プランを組み立てることができる。
こうした予測は大気と海・陸の熱交換モデルを作成してシミュレーションすることで得られる。これは複雑系の科学分野の知見が必要となり、膨大な計算量をスピーディーにこなすためには、スーパーコンピューターの力を借りなければならない。
地球科学は天文学、火山学、海洋学、気象学、宇宙科学、コンピューター科学など様々な専門領域の横断的な学びが必要である。このような学際的な協力体制を構築することにより海と陸の豊かさを守ることができる。(597字)


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