「私がタロットを始めた理由」

記事
占い
私の幼い頃、家庭は厳しいものでした。
親はいつも私に厳しく、
期待に応えられないと叱られることが
多かったのです。
「もっと頑張れ」
「なぜこんな簡単なこともできないのか」
そんな言葉がいつも耳に響いていました。

自分には価値がない、自分はダメなんだ、

そう思うことが習慣になり、
自分を否定する癖がいつしか
身についてしまいました。

ある日、人生に迷いながら、
ふと占い師のもとを訪れる機会がありました。
その占い師は穏やかな笑顔で私を迎え入れ、
こう言ったのです。

「あなたの運気や人生は、自らの手で切り拓くもの。
タロットカードは、
その手助けをしてくれる道具なのですよ」と。

彼女の言葉は、私の心にじんわりと
染み込んでいきました。

それから、私はタロットカードに興味を持ち、
少しずつ自分でもカードを引くようになりました。
タロットカードは、ただの占いの道具ではなく、
人間の行動や感情を映し出す

「行動図鑑」

のようなものだと知ったのです。
毎朝、一枚のカードを引いて、
そのカードのイメージを胸に抱いて
一日を過ごすようになりました。

そうすることで、何か迷う場面に出会ったとき、
自然と自分が進むべき道が
見えてくるようになったのです。

たとえば、ある朝引いたカードが「力」だったとします。
その日一日、
「私は強くなれる、自分を信じていいんだ」
と思いながら過ごすと、
不思議と前向きな気持ちが生まれてくる。
カードのメッセージを胸に抱くことで、
私の内側に小さな光がともり、
暗闇を少しずつ照らしてくれるようでした。

カードを引くたびに、
そこから自分の悩みを解決するヒントを
得るようになっていきました。

「自分の力で選んでいい」
「どんな道も間違いではない」

そう思えるようになると、何気ない日常が
少しずつ色づいて見えてきたのです。

自己否定にとらわれていた私が、
次第に自分を認めるようになり、
少しずつですが、自分を愛せるようになりました。

今では、自分に少しずつ自信が
持てるようになった私がいます。
そんな私が、
かつてのように悩んでいる人たちの心を
少しでも軽くできるならと、タロットカードを使って
そのお手伝いがしたいと願うようになりました。

心の中に寂しさや悲しみがある人に、
タロットのカードを通じて、
優しい光を届けられたらと思うのです。

タロットカードは、
私にとって自分を知るための鏡であり、
前を向くための道しるべ。
誰かの人生の小さな光となれるよう、
これからもカードを引き続けたいと願っています。



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