「何回言ったらわかるの!」が止まらないママへ|子どもに届く叱り方はタイプで変わる

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こんにちは。

日々、子育て中のママたちからご相談をいただく中で、小学生のお子さんを持つ方からとにかく多い声があります。

一日に何十回も同じことを言っている自分に、もう疲れました

朝の支度、宿題、ゲームのやめどき、お風呂、歯磨き。

夕方になると心のゲージがゼロになって、ささいなことで声を荒げてしまう。子どもの寝顔を見ながら「ごめんね」と泣いてしまう——そんなふうに話してくださるママが、本当にたくさんいらっしゃいます。

でも実は、この「伝わらないイライラ」の原因は、ママのダメさでも、お子さんの反抗でもありません。

そのことをお伝えすると、みなさん驚くほど表情が変わります。

今日は、そのカギになる 「パーソナルシード」 の考え方を、叱り方の悩みにフォーカスしてお話しします。


目次
小学生ママの悩み、堂々の第1位は「イライラと叱り方」
「ちゃんと叱ってるのに伝わらない」には理由がある
パーソナルシードってなに? 3分でわかる基本
体が先に動く子 vs 頭が先に動く子──叱り方はまるで逆
 ・⚡ Doing(ドゥーイング)タイプ
 ・💭 Thinking(シンキング)タイプ
この2タイプでは叱り方の正解がまるで違う
「結論ファースト」の子と「共感ファースト」の子
 ・🎯 Focus(フォーカス)タイプ
 ・🌈 Image(イメージ)タイプ
親子のタイプがズレると、善意がすれ違う
今日の夕方からできる! タイプ別・声かけフレーズ集
 ・⏰ シーン:朝の支度が進まないとき
 ・🎮 シーン:ゲームをやめないとき
ママ自身のタイプを知ると、自分を許せるようになる
まとめ:叱り方を変えるんじゃなく、届け方を変える

小学生ママの悩み、堂々の第1位は「イライラと叱り方」

子育て情報サイトや育児雑誌で行われている調査を見ると、小学生のお子さんを持つママの悩みで、いつも上位に挙がってくるテーマがあります。

それは 「子どもについイライラしてしまう」「正しい叱り方がわからない」 という声。

しかもこの悩み、単体で存在しているわけではありません。

「言うことを聞かない」「ゲームをやめない」「宿題をしない」「朝の支度が遅い」——こうした日常のストレスが何層にも積み重なって、最後に「イライラの爆発」という形で現れます。

つまり、あらゆる子育てストレスの 集大成 がこの悩みなんです。

ある調査では、困りごとを抱える保護者のうち「母親自身がイライラしてしまう」と回答した割合がかなり高いことも明らかになっています。

子どもの問題行動そのものよりも、それに振り回される自分のメンタルのほうが深刻な悩みになっている。これは、相談の現場でも日々感じていることです。

「ちゃんと叱ってるのに伝わらない」には理由がある

ご相談に来てくださるママたちに共通していることがあります。

それは、「ちゃんと伝えているのに子どもに伝わっていない」 と感じていること。

理由も説明した。何度も言った。それなのに、同じことを繰り返す。

「なんで伝わらないの?」という無力感。これがイライラの正体です。

でも実は、伝わらない原因は内容ではなく 「届け方」 にあるケースがとても多いんです。

たとえるなら、日本語で話しているのに、相手のラジオの周波数がずれていて雑音にしか聞こえていない——そんな状態。

チャンネルを合わせれば、同じ内容でもスッと入っていく。

その「チャンネルの合わせ方」を教えてくれるのが、パーソナルシードという考え方です。

パーソナルシードってなに? 3分でわかる基本

パーソナルシードは、人が生まれ持っている 気質や行動パターンの違い を体系的に分類したものです。

大きく α(アルファ)・β(ベータ)・θ(シータ) の3グループがあり、さらにそれぞれが4つに分かれて、合計12のタイプが存在します。

占いと違うのは、「良いタイプ・悪いタイプ」がない こと。

どのタイプにも強みがあって、同時にクセがある。そしてそのクセが、親子間のコミュニケーションで「かみ合わない」を生んでいることがすごく多いんです。

今日はこの12タイプすべてを紹介するわけではなく、叱り方に直結する2つの軸 に絞ってお話しします。

この2つを知るだけで、明日の朝の声かけが変わるはずです。

体が先に動く子 vs 頭が先に動く子──叱り方はまるで逆

パーソナルシードでは、何かを指示されたときの 最初の反応 が2つに分かれます。

⚡ Doing(ドゥーイング)タイプ

指示があると 体が先に動く タイプです。

「動きながら考えればいい」と無意識に思っています。スピード感があって短期決戦に強い反面、話の最後まで聞いていないことが多い。

「ママがまだ話し終わってないのに走り出す」 ——まさにこの子です。

💭 Thinking(シンキング)タイプ

指示があると 頭が先に動く タイプです。

「まず考えてから動きたい」と無意識に思っています。全体像を把握してから動くので時間はかかるけれど、長期的にはブレにくい。

「何度言ってもすぐに動かない」 ——でもそれは反抗ではなく、頭の中で処理している途中なんです。

この2タイプでは叱り方の正解がまるで違う

Doingタイプの子に長々と理由を説明しても、最初の3秒で意識が飛んでいます。

この子には「靴揃えて!」「ランドセル、棚!」と 短く、具体的に、今やることだけ を伝えるほうがはるかに効果的です。

逆にThinkingタイプの子に「いいからやりなさい!」と急かすと、頭の中の処理が中断されてフリーズします。

この子には「帰ってきたらまず手を洗うのはバイ菌を落とすためだよ。だから上着を脱いだら次は手洗いね」と、理由→手順の流れで説明する ほうがスムーズに動けます。

「結論ファースト」の子と「共感ファースト」の子

もう一つ、叱り方に大きく影響するのが 意思疎通のスタイル です。

パーソナルシードではこれをFocus(フォーカス)とImage(イメージ)の2タイプに分けています。

🎯 Focus(フォーカス)タイプ

ゴールを先に決めて、そこに向かって一直線に進むタイプです。

会話では 結論を先に聞きたい。 遠回しな言い方をされると「で、結局なに?」とイライラしてしまいます。

本音をはっきり言うことが誠実だと感じているので、ストレートな物言いをすることも。

🌈 Image(イメージ)タイプ

目の前のことを一つずつ積み上げて進むタイプです。

会話では まず気持ちに寄り添ってほしい。 いきなり「ダメ!」と結論を突きつけられると、「自分を否定された」「嫌われた」と感じてしまいます。

言いたいことを察してくれることを期待する傾向があります。

親子のタイプがズレると、善意がすれ違う

ここが見落とされがちなポイントです。

ママがFocusタイプで子どもがImageタイプ だと、ママの「はっきり言ったほうが誠実」という善意が、子どもには「きつい、怖い」と受け取られてしまいます。

反対に、ママがImageタイプで子どもがFocusタイプ だと、ママの「察してほしい」が子どもには全く伝わらず、「何回言ったらわかるの!」となりがち。

どちらも悪気はゼロ。ただ回線が合っていないだけ。

こうしたすれ違いをパーソナルシードの視点で紐解いていくと、ママたちが「そういうことだったのか!」と目を輝かせてくださる瞬間があります。

今日の夕方からできる! タイプ別・声かけフレーズ集

「タイプはわかったけど、具体的にどう言えばいいの?」という声をよくいただくので、よくあるシーン別にフレーズをまとめました。

お子さんを思い浮かべながら、「うちの子はどっちかな?」と当てはめてみてください。

⏰ シーン:朝の支度が進まないとき

Doing × Focus の子 →「7時20分に玄関。あと10分。靴下、歯磨き、リュック。」 (短く、具体的に、やることを列挙)

Doing × Image の子 →「お、パジャマ脱げたね! 次は歯磨きだ〜」 (できたことを認めて→次の一歩だけ示す)

Thinking × Focus の子 →「今日は1時間目が体育だから、体操服忘れると困るよ。準備できてる?」 (理由+確認で自分から動かせる)

Thinking × Image の子 →「朝って眠いよね。でも準備できたら気持ちいいよ。まず何からやる?」 (気持ちに寄り添い→選ばせる)

🎮 シーン:ゲームをやめないとき

Doing × Focus の子 →「あと5分。5分経ったらセーブして終了。」 (数字と行動を明確に)

Doing × Image の子 →「楽しそうだね〜。キリがいいところで教えて? ごはん温かいうちに食べよう。」 (認める→自分でタイミングを決めさせる)

Thinking × Focus の子 →「長時間やると目が疲れて明日のサッカーに影響出るよ。あと1ステージでおしまいにしよう。」 (根拠+ゴールを示す)

Thinking × Image の子 →「すごい集中してたね。でもちょっと長くなってきたかも。どこまでやったら気持ちよく終われそう?」 (努力を承認→自分で区切りを考えさせる)

どれも特別なテクニックではありません。

ただ、同じ「やめなさい」を、届く形に翻訳しているだけ です。

翻訳が合っていれば、声を大きくする必要がなくなります。

ママ自身のタイプを知ると、自分を許せるようになる

ここまで子どものタイプの話をしてきましたが、パーソナルシードが本当に力を発揮するのは、ママ自身のタイプを知ったとき です。

これは、たくさんの方をサポートしてきた中で強く実感していることでもあります。

たとえば、パーソナルシードの12タイプの中に 「パーフェクト(α4)」 というタイプがあります。

このタイプのママは完璧を求める気質があるので、子どもの些細なミスが気になって仕方がない。でもそれは性格が悪いのではなく、生まれ持った気質として「完璧にしたい」のスイッチが入りやすい だけなんです。

一方で 「ナチュラリスト(θ3)」 というタイプのママは、安心安全な環境を強く求める気質があります。

だから子どもが少しでもルールを外れると不安になって、つい口うるさくなってしまう。でもそれは過保護なのではなく、「この子を守りたい」という気持ちが人一倍強い からなんですよね。

自分のイライラの「出どころ」がわかると、不思議なほど自分を責めなくなります。

「あぁ、わたしはこのタイプだから、ここでスイッチが入るんだな」

セッションの中でそう気づいた瞬間に、ふっと肩の力が抜けるママの姿を何度も見てきました。

まとめ:叱り方を変えるんじゃなく、届け方を変える

最後にお伝えしたいのは、あなたの叱り方は間違っていない ということです。

子どものことを思うから叱る。よくなってほしいから声をかける。その気持ちが間違っているわけがありません。

ただ、その気持ちを 子どもに「届く形」で渡せているかどうか が、毎日の親子関係の温度を大きく左右します。

✅ 今日のポイント
伝わらない原因は「内容」ではなく「届け方のチャンネル違い」Doingの子には短く具体的に、Thinkingの子には理由から丁寧にFocusの子には結論ファースト、Imageの子には共感ファーストママ自身のタイプを知ることが、自分を許す第一歩になる叱り方を変えるのではなく、届け方を「翻訳」する
パーソナルシードの12タイプにはそれぞれ異なる強みと特性があって、子育てだけでなく、夫婦関係やママ友との付き合い方にも活かせます。

「うちの子、どのタイプだろう?」「わたし自身はどうなんだろう?」と気になった方は、ぜひお気軽にご相談くださいね。お子さんとあなたに合った「届け方」を一緒に見つけていきましょう。

毎日頑張っているママたちが、ほんの少しだけ楽になれますように。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

※パーソナルシードは個人の気質傾向を示すものであり、医学的な診断ではありません。
※お子さんの行動で深刻なお悩みがある場合は、専門家への相談もご検討ください。
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