💎辛抱する心!
どんな人がいい人で、どんな人が悪い人か、
それは一概には言えないけれども、
国の法を犯す人はもちろんのこと、おたがいによくない人だと思う人々は、
浜の真砂(まさご)のつきざる如く、昔も今もいっこうになくなりはしません。
万物すべてかくの如し。
真善美を求めるのは、人みなの思いですが、
どんなに求めても、美ならざるもの、正ならざるものは、
やはりなくなりはしません。
それはいつの世にも美なるものと相まじって存在し、
美醜(びしゅう)とりまぜて、それでこの自然が成り立っているのです。
この世の中が動いているのです。
だからこそ、おたがいに辛抱ということが大事なのです。
寛容の精神が大事なのです。
いい人もいるけど、よくないと思う人もなかなかなくなりません。
それが世の中というものであれば、
辛抱と寛容の心がなかったら、いたずらに心が暗くなるばかりで
この世の住みにくさを嘆くだけになってしまいます。
人と人が相寄って、毎日の暮らしを営み、毎日の働きを進めているのです。
いい人ばかりではありません。いろんな人がいます。
だからお互いに、今少し辛抱と寛容の心を養いたいものです。
💎志を立てよう!
志を立てよう。
本気になって、真剣に志を立てましょう。
命をかけるほどの思いで志を立てましょう。
志を立てれば、事はもはや半ば達せられたといっても過言ではありません。
志を立てるのに、老いも若きもないのです。
そして、志あるところ、老いも若きも道は、必ず開けるのです。
今までのさまざまな道のりにおいて、いくたびか志を立て、
いくたびか道を見失い、また挫折したこともあったはずです。
しかし、道がない、道が開けぬというのは、
その志になお弱きものがあったからではないでしょうか?
つまり、何か事をなしたいというその思いに
いまひとつ欠けるところがあったからではないでしょうか。
過ぎ去ったことは、もはや言いいません。
かえらぬ月日にグチは、漏らしません。
そして、今まで他に頼り、他をアテにする心があったとしたならば
潔くこれを払しょくしましょう。
大事なことは、自らの志です。自らの態度です。
千万人といえども我ゆかんの烈々たる勇気です。実行力です。
志を立てましょう。
自分のためにも、他人のためにも。
そして、お互いの国、日本の為にも。
💎縁あって!
おたがいに、縁あってこの世に生まれてきました。
そして、縁あっていろいろの人とつながりを持っています。
縁あってー何だか古めかしい言葉のようですけど
そこにはまたひとつの深い味わいが潜んでいるように思えるのです。
人と人との繋がりというものは、
とかく人間の個人的な意思でできたと思いやすいもので、
だからまたこの繫がりは、自分一人の考えで
いつでも断てるかのように無造作に考えてしまいます。
だが本当はそうではないのです。
人と人のつながりは、
実は、人間のいわゆる個人的な意志や希望を超えた
ひとつの深い縁の力が働いているのです。
男女の縁も同じです。
そうとすれば、おたがいにこの世における人と人のつながりを
もう少し大事にしてみたい。もう少し有難く考えたいものです。
不平や不満で心を暗くする前に、
縁のあったことを謙虚に喜び合い、その喜びの心で
誠意と熱意をもって、お互いのつながりをさらに強めていきたいと
思うのです。
そこから、暗雲をも光明に変えるぐらいの、力強い働きが生れて
来るはずです。
💎工夫する生活!
とにかく考えてみる事、工夫してみる事、そしてやってみる事。
失敗すればやり直せばいい。
やり直してダメなら、もう一度工夫して、もう一度やり直せばいい。
同じことを同じままにいくら繰り返してもそこには何の進歩もありません。
先例におとなしく従うのもいいですが、
先例を破る新しい方法を工夫することの方が大切と思います。
やってみれば、そこに新しい工夫の道もつきます。
失敗することを恐れるよりも、生活に工夫のないことを恐れるべきです。
我々の祖先が、ひとつひとつ工夫を重ねてくれたおかげで
われわれの今日の生活が生れました。
何気なしに見逃している暮らしの断片にも、尊い工夫の跡があります。
茶碗ひとつ、ペン一本もこれをつくづくと眺めてみれば、
何という素晴らしい工夫と思うはずです。
まさに無から有を生み出すほどの創造です。
お互いにもう一度考え直してみましょう。
昨日と同じことを今日は繰り返さない。
どんな小さなことでもいいのです。どんなわずかなことでもいいのです。
昨日と同じことを今日は繰り返さない!
多くの人の、このわずかな工夫の累積が、
大きな繁栄を生み出すのですから.....!
💎サービスする心!
与え与えられるのが、この世の理法です。
すなわち、自分の持てるものを他に与えることによって、
それにふさわしいものを他から受けるのです。
これで世の中は成り立っているのです。
だから、多く受けたいと思えば多く与えればよいのであって、
充分に与えもしないで、多く受けたいと思うのは、
虫のいい考えというもので、
こんな人ばかりだと世の中は繁栄しません。
与えるというのは、わかりやすく言えば、サービスするという事です。
自分の持っているもので、世の中の人々に精一杯のサービスをすることです。
頭のいい人は頭で、力のある人は力で、腕のいい人は腕で
優しい人は優しさで、そして、学者は学問で、商人は商売でと!
どんな人にも、探し出してくれば、
その人だけに与えられている尊い天分というものがあるのです。
これは生まれ持ったものです。
これは、やはり小、中、高校生のときに自分がやったこと
に対して、自分の頭にイメージすることが自分という性質という事だと思うのです。それが大学になって顕著に行動に出るという事です。
すなわち「これだ!」と感じることです。
これが尊い天分です。
この天分で、世の中にサービス(提供)すればよいのです。
サービスのいい社会は、みんなが多く与えあっている社会で
だからみんなが身も心も豊かになるのです。
お互いに、
繁栄の社会を生み出すために、「自分の持てるもの(尊い天分)」で、
精一杯のサービスをし合いたいものです。
おカネは後からついてくるとはこういうことを言うのです。
💎時を待つ心!
何事をなすにも時というものがあります。
時、それは人間の力を超越した目に見えない大自然の力なのです。
いかに望もうと、春が来なければ桜は咲きません。
いかに焦ろうと、時期が来なければ事は成就しません。
冬がくれば春はま近い。
桜は、静かにその春を待ちます。
それはまさに、大自然の恵みを心から信じきった姿と言えます。
悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来ます。
おしなべして、事をなす人は、必ず時の来るのを待ちます。
焦らず慌てずに、静かに時の来るのを待ちます。
時を待つ心は、春を待つ桜の姿と言えます。
しかし、何もせずに待つというのは、僥倖(ぎょうこう)を待つに
等しいことです。
静かに春を待つ桜は、一瞬の休みもなく力を蓄えています。
蓄えられた力がなければ、時が来ても事は成就しません。
大自然の恵みを心から信じて、時の来るのを信じて、
着々とわが力を蓄えて下さい。
着々とわが力を蓄える人には、時は必ず来ます。時期は、必ず来ます。
待てと言われればなお焦るのが人情です。
しかし、自然の理はわがままな人情には、流されません。
冷たいのではありません。
静かに時を待つ人には、暖かい光を注ぐのです。
おたがいに時を待つ心を養いたいものです。
※僥倖(ぎょうこう)とは、偶然の幸せという意味です。
💎学ぶ心!
自分一人の頭で考え、自分一人の知恵で生み出したと思っていても
本当は、すべてこれ他から教わったもののはずです。
教わらずして、学ばずして、人は、何一つ考えられるものではありません。
幼児は親から、生徒は先生から、後輩は先輩から。
そうした今までの数多くの学びの上に立ってこそ自分の考えなのです。
自分の知恵なのです。
だから、よき考え、よき知恵を生み出す人は、
同時にまた、必ずよき学びの人であるといえるのです。
学ぶ心さえあれば、万物すべてこれわが師です。
語らぬ木石、流れる雲、無心の幼児、先輩の厳しい叱責、
後輩の純情な忠言、
つまりは、この広い宇宙、この人間の長い歴史
どんなに小さいことにでも、どんなに古いことにでも
宇宙の摂理&自然の理法(科学)がひそかに脈づいているのです。
そしてまた、人間の尊い知恵と体験がにじんでいるのです。
これらの全てに学びたい。
どんなことからも、どんな人たちからも、
謙虚に素直に学びたいものです。
すべてに、学ぶ心があって、初めて、新しい知恵も生まれてくるのです。
よき知恵もです。
学ぶ心が、繁栄へのまず第一歩だと思うからです。
(追伸)
💜おたがいにはたして真の大人だろうか!
自分自身を過大視せず、いやしめることなく
みずからのことは、みずからの力で処する
きびしい独り立ちの心構えを身にしみて真剣に考えているだろうか?
大人としての深い責任感と気力をもって
今こそこの国日本の正しく生きる姿と
長い歴史に培われたその誇りを確かめたい
世界の繁栄と平和と幸福を共に築くために.....!
💜おたがい自分ただ一人の立場にこだわることなく
二十年後、三十年後の日本に大きく目を開こう
人と人、団体と団体がともにその独自性を生かしつつ
のびのびと活動できる秩序正しい自由の中にこそ
人間と社会の限りない生成発展が約束されるのです
補うべきは補い、助けるべきは助け合って
日本と世界を思う高い立場で自由闊達の道を歩みましょう!
💜平和に幸せに暮らすための大切な約束事です
法律やルールをおたがいにきびしく守りましょう!
なすべきこと、なすべきことではないことの区別を
大人も子供も、ひとしく心に刻みつけてこそ
この国の政治も経済も文化も教育も
民主主義の国にふさわしい能率的ないきいきとした
発展の道を歩むことができるはずです。
💜それは夢に過ぎないだろうか!
ただおたがいに同じ国に生きる人間として
素直に心と心を寄せ合い、手と手を握り合って
この国日本の繁栄と平和と幸福とを
ひとすじに探し求めることができないだろうか?
真剣になれば、意見の対立もおきるに違いない
だが、私たち日本人としての願いがひとつならば
かならずそこに高い調和と力が生まれるはずです。
それは決して夢ではないはずです。
💜私たちは、おたがいに日本の国民であり、
この国のすすむべき道を自ら選び決定する主権者であることを
忘れずにいたいものです。
日本はもちろん世界の繁栄のために必要な事
私たち国民の平和と幸福について大切な事を
ひとつひとつ丹念に正しく見極めていきましょう
この国日本を働きがいのある、そして、
能率的な真の民主主義の国にするために......!