「世の中の役に立つ人間とは......⁈」💜🎀💕😊🎾

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コラム
◆「ひきこもり」になったのですが、この先一体どうしたらいいのでしょうか?
「ひきこもりになったのだから、もうしばらく続けたらどうですか!」
「えっ⁈」
「ああしろ、こうしろ」というアドバイスは、逆におかしいと思うのです。
「ひきこもりは、まずい。今すぐやめなさい。」
といった杓子定規な忠告をしたところで、
現実にひきこもっている人間が、「はい、そうですか」とひきこもるのを
やめられるでしょうか?
そんなことは、絶対ありえません!
ひきこもった人間は、そうしたくてしているわけではないのです。
ならば、ひきこもらずにはいられない自分をそのままに生きていくしかないのです。!そして、伝えました。
「あなたは、今まで、世の中の役に立つ人間になれと教えられてきたはずです。それが、おおきな間違いなのです。
世の中の役に立つ人間になんてならなくていいのです....!」
「世の中の役に立つ」という言葉は、
耳あたりがいいし、人間のあるべき姿を指し示してもいるようですが
これがとんでもない曲者なのです。
ちょっと歴史を振り返れば、世の中の役に立つ人間たちの実態が
浮かびあがってきます。

◆戦時下、国民の合言葉は、鬼畜米英です。
この時代の世の中の役に立つ人間とは、鬼畜米英を一人でも多く殺傷する
人間達の事です。
戦場でいかに効率的に人殺しができるかが、役に立つという基準だった
わけです。そして、戦争終結で処刑等にされたりしたのです。
役にたった人間の末路です。

◆次に、戦後復興で、役に立つ人間とは、経済活動の最前線にいる面々でした。これが現在も続いているという事です。
企業戦士軍を率いて、世界第二位の経済大国を作り上げました。
しかし、一方では、地球の資源を湯水のごとく使いまくり、
環境汚染をまき散らし、地球を疲弊させたのです。
このことは、日本のリーダーなどと最大限の賛辞で飾り立てられた経済人は
「犯罪者」として、告発されるのです。
「なした行為の判断は、後世の史家によって行われます。」
という言葉があります。
役に立つ人間の末路は、「哀れ」という事です。
見方をかえれば、「ひきこもり」の彼などは、
さしづめ表彰状ものと言えるはずです。
周囲が経済活動に血道を上げ、罪業を積み重ねる中で
経済活動とは無縁でじっとひきこもってきたのです。
「よくぞ、あの時代に何もしてこなかった」と顕彰の対象になっても不思議は
ありません。
「世の中の役に立つ人間とは、時代に左右され、場所の影響を色濃く受けるものです。このことをしっかり認識をして、何とか世の中の役に立とうなどと
考えるのは愚かな事と気づいて下さい!

◆勝ち犬は、負け犬がいて初めて、勝ち犬になるのです。
絶対的な勝ち犬など、存在しません。
ジャイアンツが、勝ち犬でいられたのは、せっせと気前よく勝ち星を
提供してくれた阪神タイガースがいてくれたからです。
逆にタイガースが、勝ち続けるようになってからは、タイガースは
負けてくれるジャイアンツのおかげで勝てた、これほど役に立つチームはないと!負けるジャイアンツのお役たちに感謝の念をいだきつつプレーを
している阪神タイガースは、いいチームと言わざるを得ませんでした。
大学受験も不合学者のおかげで合格者がいるのです。
医者でいられるのも、病人がいてこそなのです。
弁護士も、犯罪者のおかげで生業として成り立っているのです。

◆いってみれば、役に立つ人間、役に立たない人間
どちらに価値があるとかの問題ではないのです。
コインをトスした時に表か裏のどちらが出るかは、わかりません。
それと一緒で、役に立つも、立たないも同じです。
つまり、でたとこ勝負で生きればよいという事です、人間は!












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