仏教における悟りとは⑤

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こんばんは。

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

ここ最近お寺の行事に向けて準備をしているのですが、

結構、力仕事が多くて体力を消耗しております(;^_^A

意外かもしれませんが、お坊さんは体力がいるんですよ!

幕を張ったり、机を運んだり、仏具を移動させたりとか。

どれをとっても年期の入ったものですから軽量化されてないんです。

ですから重たいんですよ!!

と、いうわけで私は筋肉痛の中この文字を書いてます(´;ω;`)

さて、前回からの続きですが、

仏教は人が生きる道を説く教えです。何からでも悟りの境地の感覚は目覚めると、そう言いましたね。

そして、そのために大切な要素のお話をします。

その大切な要素とは・・・・・

感謝です。

まあ、ありきたりな答えと思われるかもしれません(;^_^A

もう少し聞いてくださいね。
ただ私がお伝えしたいことは、感謝が大切ですよ。人に感謝しましょうね。
というものではないのです。

もちろん、それも大切なのですが、


ここで本当に伝えたいのは、感謝の感情を思い出してほしいのです。

言葉じゃなくて、形式的なものじゃなく、具体的な感謝の感情。
心から湧き上がる本当にありがたいと感じた時の感情です。

おそらく誰にでも本当に感謝の感情が沸いた時はあるはずです。

よくいう感が極まった時のことです。湧き上がる感情の感覚を掴んでもらいたいんですね。

たとえば、結婚式で読まれる新婦さんから親御さんへむけての挨拶の時です。

これが私の中では一番近いイメージです。

本気の感謝が自然と込められる舞台装置が整っているのですね。

なぜならば、結婚は新婦さんからすれば、嬉しい出来事で、おめでたい事ですよね。

また大好きな人とこれから新しい生活を築いていく門出です。新婚の甘い生活を思い描き、将来は子供もできて、新しい家族ができる。環境がかわるので少し不安はあるけれども、愛する人と一緒なら乗り越えていける。

というように、不安と喜びの両方の感情があっても、それでも喜びが勝っている状態になりますよね。

そして、終盤には、これまで育ててくれた親御さんへ向けての言葉です。
子供の頃の楽しかった思い出もあれば、思春期には口うるさく煙たいと感じたこともあった、結婚の報告をした時喜んでくれたこと、まあ色んなことが自動的に蘇ってくるはずです。

自分でも分らないくらいに感情があふれてくる状態ではないですか?

今日のこの日まで、育ててもらったことを、嘘偽りなく、湧き上がる感情のままに伝えるんですね。それは本物の感謝ですよね。溢れる涙を止めることなどできませんよね。

この状態の時を思い出してもらいたいのです!!!

といってもこれは例えばなしですので、男性の方や結婚されてない方はピンとこないですかね(;^_^A

いや、でも想像しやすいシチュエーションなはずです<(`^´)>

とにかくこの感覚に近い感情をイメージして、俳優さんや女優さんのようにいつでもその感覚を思いだせる状態を作ることが大切なんですね。

それが本当の感謝の感情なんです。

この感謝をベースにさらに深めていくことが、大悟という状態に至る道であります。

この感謝の感情では、いい感じなんですが、まだバロメーターは振り切れません。

さらに深めて感情を爆発させてバロメーターを振り切っていくんです。


それには、この感情の感覚を日常生活にたくさん見つけないといけないいんですね。

結婚式のようなイベントは、そう何回も経験できません。ですから、日々日常にこのような感覚にあれる工夫が必要なんですね。

感謝が悟りには大切な要素ということは少しは分かっていただけたと思います。

明日も力仕事が待ってますので・・・
とりあえず、今回はここで終わっておきます(^^♪


つづきはまた次回です。

最後までご覧いただきありがとうございました。












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