かったのか」と怒られた話。
当時、未成年でもコンビニで買えました。
タスポが生まれたのはそのあとです。
って、taspo、今後サービス終了予定なんですか? ま、その話は置いておきましょう。
私はタバコは吸わないからです。
レジで買っているのを目にしました。
その時、同じ部活の数人の後輩(全員女です)と一緒にコンビニに行ったのです。
私を含め、みんな未成年の学生でした。
その中では、私が一番上でした。
タバコ買うんだ……。
吸っていると知っていたような、知らないような……?
まぁ、見えるところで吸っていたら先生に怒られたでしょう。
だからこっそり吸っていたはずです。
煙草を吸っている学生が部活の仲間にいることは知っていました。
コンビニを出てその子が言うのです。
「どうして(タバコを買うことを)止めてくれなかったのか」と。
びっくりしました。
私が言えば、買うのを止めたのかもしれない。
その、私の存在感と言うか、影響力と言うか。
役回りとでも言うような。
そういう事を見過ごすような人ではない。と思われている。と言う衝撃。
私は「ごめんね」と謝りました。
もちろん、そもそもは本人の問題です。
だってそう言う言葉が出てくるのです。
だから「未成年はタバコを吸ってはいけない」と本人は知っていて吸っているのです。
でも、確かに、これが自分の妹や弟なら、何してんの? と、言ったはずです。
私は「大人の責任」と言うのを感じました。
駄目なことをダメだ。と、言えるのか。
駄目なことはダメだ。と、言えるのか。
まぁ、注意して殴られて殺された。みたいなニュースもあります。
また、自粛警察とでも称されるように、かと言ってそれを振りかざす物でもないのです。
でも、私はその後輩より数年とは言え大人です。
そして、私が言えば、彼女は止めたのかもしれません。
まぁ、実際の所はわかりません。
でも、彼女がそう言ったのです。
彼女はもうタバコを吸っているのです。
そこで、タバコを
< 吸う ← → 吸わない >
の中で、私が言えば「吸わない」に傾いたのかもしれません。
私に言われた。と言えば、それで「吸わない」の言い訳になったのかもしれません。
そこまでの影響力が自分にあるのかと思うと、私は不思議な気分ですけどね。
まぁ、一番は本人が決断出来たらいいのです。
でも、彼女はまだ子どもだったのです。
「吸わない」に、傾いた気持ちを。その心を、私にちょっとでも後押ししてもらえたら、その時は吸わなくて済んだのかもしれません。
まぁ、わかりませんけどね。
彼女は何かを、これまでは違う道を、求めていたのかもしれません。
きっかけとして。
本当は何か、抜け出したいものがあったのか。
満たされない気持ちを、タバコで満たすことはできなかったのか。
だから今度は、タバコを吸うのを止めたかったのか。
まぁ、もう、わかりません。
「本人の問題でしょ」と片付けるのは簡単です。
でも、私はそこに「大人の責任」を感じました。
だからと言って今、いちいち何かを言って回るようなことはしません。
心が動かない限りは。
でも、子どものSOSのような。
本人の気持ちを。
あの時くみ取ってあげられてもよかったのかな。
と、考えることはあります。
そして、私はそんな存在である。と、相手が思っていたと言うのも、私の普段の行いから出てきたものなのかな、とは思います。
もちろん。そこまでの何かを、私が引き受ける必要はありません。
でも、相手が私に、そんな気持ちを抱いていた。
私は、相手にとって、そう言う存在である。
それをよろこんだものか、なんなのか。
……。
私は時々、彼女を思い出すのです。