隠し事はもういらない。

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私は貴方に隠しておきたいことがありました。

だって、なんだか私は人生で後ろ暗いことをしていました。
あ、法を犯すようなことはしていません。それは違います。

目的のために、手段を択ばないような一面です。
本当に、その瞬間、冷酷になれるんです。
相手をそこに置いてきて、それを私が仕向けたとは絶対に疑われないように根回しをしていました。
心の中のグレーゾーンを極め、相手のそこを責め続けるような感じです。
そんな私は貴方に愛される資格はないのだ。と、ずっと、ずーーーっと泣きました。


ある日、貴方は私のすべてを知っていて、過去の私の所業も知っていて、それで私を選んで下さったのだ。
と気が付きました。
だから、いいのだと。


次に、どうして私の人生はこんなにも凸凹なのかと泣きました。
もっと、最初から、かわいげのある人生を送ってきていればよかった、と。
自分の経歴を思い出しては泣きました。

だって、人当たりが良いことに不愉快な相手の懐に入って、証拠を集め、徹底的に断罪をはじめるのです。
気に食わない相手には、それはもう、徹底的に。
法を犯すことはありません。
相手がぼろを出すまで、にこにこと、近くにいるだけです。
なんだかできてしまうんです。

不愉快な思いをさせられた。と言う一点でそこまで出来てしまうんです。
本当に、鬼のような女です。
そんな一面もあるのです。
そもそもあるのです。
そして、今でも、磨き続けているのです。

相手はそれがあるとも知りながら、一時の物だと勘違いしていました。
柔和になったとも言っていました。


私、策略家なんです。
相手のペースを乱すためにまずは、破壊するんです。
ちょっとした本音を引き出します。
それが切り札です。取っておきます。
そして、相手のペースに入り込むんです。
必要な証拠を集めるために。
演じられてしまうのです。
相手に必要な私を。

もちろん、そこまでの労力をかけるのはまれです。
時間もかかりますし、疲れもします。
よほど気に食わないことでもない限り、しません。


日々は平凡です。
なぜだか、相手にYesと言わせるのは得意だったりもします。
もちろん、内容によります。
私はそれが、できてしまうのです。
なんだか辛いのです。
まるで最初から答えを知ってそれを演じているようで。
それは台本通り。
とでも言いたげです。


楽しいことはうれしいです。
私は幸せです。
そこに、自分の闇深さを垣間見ることが、辛かった。


でも、もう、いいんですね。
もう、隠し事はいらないんですね。
貴方には。





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