【投資と心理157】配当と値上がりを、別のものとして数えていた。配当はタダでもらえるお金だと思ってしまう研究

【投資と心理157】配当と値上がりを、別のものとして数えていた。配当はタダでもらえるお金だと思ってしまう研究

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マネー・副業
どうも、FXトレーダー兼システムエンジニアのナオトです。

投資と心理の話の157回目です。前回は、論文で見つかった手がかりが、発表のあと成績を落としていた研究でした。
今回は、配当の受け止め方の研究です。



ハーツマークとソロモンの2人が、2019年に発表した研究です。
個人や投資信託が、配当と値上がりをどう扱っているかを、売買の記録から調べました。ここでの数字は、研究の版の数字です。



配当が出ると、そのぶん株価は下がります。会社のお金が株主に移るだけなので、配当と値上がりは、合わせて考えるものです。

ところが、投資家は、配当と値上がりを別々のもののように扱っていました。2人はこれを、配当はタダでもらえるお金だという思い込み、と名付けています。

配当の多い株は長く持たれ、値動きにもあまり反応されませんでした。
配当を求める動きは、金利が低いときや、相場が悪いときに強まり、その後の配当株の成績は低くなっていました。
受け取った配当を、同じ株に戻していた投資信託は、ほとんどありませんでした。



配当は、価格の外から降ってくるお金ではありません。
受け取ったときは増えたように感じても、株価はそのぶん下がっています。



FX でも、スワップを受け取ると、増えたように感じます。私は、スワップと値動きを分けずに、合わせた損益で見るようにしています。スワップが積み上がっていても、値動きで減っていれば、口座は減るからです。

ご自分の取引を、スワップや手数料を合わせた損益で数え直す過去検証も、ご依頼をお受けしています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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