【投資と心理138】本当のお金で賭ける額を90倍にすると、安全なほうを選ぶ回数が増えた。仮の話では増えなかった実験

【投資と心理138】本当のお金で賭ける額を90倍にすると、安全なほうを選ぶ回数が増えた。仮の話では増えなかった実験

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マネー・副業
どうも、FXトレーダー兼システムエンジニアのナオトです。

投資と心理の話の138回目です。前回は、大きな変化を当てた予想屋ほど、ふだんの予想は外れていた研究でした。
今回は、賭ける額が大きくなると、人の選び方はどう変わるのか、という実験です。



ホルトとローリーの2人が、2002年に発表した実験です。
10組のくじの組み合わせを見せて、それぞれ「当たり外れの幅が小さい安全なくじ」と「幅が大きいくじ」のどちらを選ぶかを聞きました。安全なほうを何回選ぶかで、危ないことを避ける強さを測ります。

賭ける額は、ふつうの額の1倍から90倍まで変えました。本当にお金を払う組と、「もしこの額だったら」と仮の話で答える組があります。
90倍の組では、受け取れる額は9ドルから346.50ドルまで動きました。



本当のお金の組では、安全なほうを選んだ回数の平均が、1倍で5.2回、20倍で6.0回、50倍で6.8回、90倍で7.2回でした。額が大きくなるほど、安全なほうに寄っています。

ところが、仮の話の組では、20倍で4.9回、90倍でも5.3回。ほとんど変わりませんでした。



この実験には、額を変える順番が結果に混じっている、という指摘が後から出ました。
そこで2005年に、2人は順番の影響を取り除いてやり直しています。それでも、本当のお金で20倍にすると安全なほうが5.7回から6.7回に増え、仮の話では5.6回から5.7回とほぼ同じでした。



デモ口座でできていたことが、本番の口座で同じようにできるとは限りません。仮の話と本当のお金では、人の選び方が変わるからです。
私は、デモで決まりを作るときも、本番で同じことができるかを考えて、ロットや止める条件を先に決めるようにしています。

ご自分の決まりが、本番の資金でも続けられる大きさなのかを測る過去検証も、ご依頼をお受けしています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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