【投資と心理134】満月のころの株は、新月のころより年に約5%低かった。48か国・28年分の株価と月の満ち欠けの研究

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マネー・副業
どうも、FXトレーダー兼システムエンジニアのナオトです。

投資と心理の話の134回目です。前回は、勝ち負けに心が大きく揺れる人ほど、デイトレの成績が悪かった研究でした。
今回は、相場とまったく関係のなさそうなもの、月の満ち欠けの話です。



ユアン、ジェン、ジューの3人が、2006年に発表した研究です。
48か国の株価指数を、1973年1月から2001年7月まで集めました。満月の前後15日と、新月の前後15日で、株の上がり方を比べています。



満月の前後の15日は、新月の前後の15日より、株の上がり方が1日あたり平均0.04%ほど低く出ました。年に直すと、約5%の差です。
世界の株をまとめた2つの組み合わせで見ても、差は年に3%から5%でした。

差がいちばん大きかったのは、新興国の市場です。
一方で、売買の量や値動きの大きさは、満月でも新月でも変わりませんでした。

売り買いの手数料を年に1.2%ほどと見積もると、残る差は年に1.9%から3.6%になる、とも書かれています。



大事なのは、論文自身の注意書きです。
これだけ多くの研究者が、いろいろな暦の効果を探していれば、たまたま差が出るものも見つかる、と著者たちは書いています。満ち欠けで説明できる値動きの割合は、0.1%から0.5%ほどでした。



私は、曜日や時間帯、季節のような暦の効果を見つけたときほど、期間を分けて、同じ差が別の年にも出るかを先に確かめるようにしています。たくさん探せば、何かは見つかるからです。

ご自分が見つけた時間帯や曜日のくせが、ほかの期間でも続いているのかを測る過去検証も、ご依頼をお受けしています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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