【投資と心理133】勝ち負けに心が大きく揺れる人ほど、成績が悪かった。80人のデイトレーダーを毎日調べた研究

【投資と心理133】勝ち負けに心が大きく揺れる人ほど、成績が悪かった。80人のデイトレーダーを毎日調べた研究

記事
マネー・副業
どうも、FXトレーダー兼システムエンジニアのナオトです。

投資と心理の話の133回目です。前回は、相場が良かった月のあと、売買の量が何か月も増え続けた研究でした。
今回は、取引の最中の気持ちの揺れと、成績の関係を測った研究です。



ロー、レピン、スティーンバーガーの3人が、2005年に発表した研究です。
5週間のデイトレードの講座に参加した80人に、始める前に性格の検査を受けてもらい、取引のあった日は毎日、その日の気分の質問票と、その日の損益を書いてもらいました。

毎日の報告を出したのは69人で、使える報告は合わせて755件でした。最後の質問票まで答えたのは33人です。
調べていた期間に、アメリカの株式市場は20%を超えて下げていました。



勝ったときも負けたときも、気持ちの反応が強い人ほど、取引の成績がはっきり悪かったのです。勝って大きく喜ぶ人も、負けて大きく落ち込む人も、同じでした。

一方で、性格の検査の結果と成績の関係は、どれも統計的にはっきりしたものではありませんでした。
トレーダーに向いた性格、というものは見つからなかった、と論文は書いています。



人数が少なく、損益も本人の報告なので、これだけで決めつけることはできません。
それでも、性格よりも、1回ごとの勝ち負けにどれだけ心が動くかのほうが、成績とつながっていた。ここは覚えておきたい結果です。



私は、1回の勝ち負けで次の取引が変わらないように、入る条件と閉じる条件を先に決めて、そのとおりに動かすようにしています。決まりを書いておけば、気持ちが揺れた日でも、同じことを続けられるからです。

ご自分の決まりが、気持ちを抜きにしても有利なのかを測る過去検証も、ご依頼をお受けしています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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