【投資と心理126】損を確定させると慎重になり、含み損のままだと大胆になる。有名な結果を、203人でやり直したら小さくなった話

【投資と心理126】損を確定させると慎重になり、含み損のままだと大胆になる。有名な結果を、203人でやり直したら小さくなった話

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マネー・副業
どうも、FXトレーダー兼システムエンジニアのナオトです。

投資と心理の話の126回目です。前回は、悲しい映画を見たあとの気分が、値段の付け方に移った実験でした。
今回は、損を確定させるかどうかで、次の賭け方が変わるという研究と、そのやり直しの話です。



2016年に、イマスが発表した実験があります。
サイコロのくじを4回続けて行い、3回目のあとで、それまでの損をいったん支払ってしまう組と、損を持ったまま続ける組に分けました。
損を支払って確定させた組は、次のくじで慎重になり、含み損のまま続けた組は大胆になる。賭けた額の平均の差は38セントでした。実現の効果と呼ばれる結果です。



2021年に、メルクレ、ミュラー・デタルト、ウェーバーの3人が、同じ実験をやり直しました。
203人で行うと、差は16セントに小さくなり、偶然でも出る範囲を出ませんでした。利益の側では22セントの差でした。

さらに304人で、くじの形を変えて2つの実験を足すと、実現の効果は出ませんでした。



損を確定させるかどうかで行動が変わる、という話は、取引の世界でよく聞きます。でも、元の実験の形を少し変えると、効果は見えなくなりました。
有名な結果でも、同じ形でやり直すと小さくなることがあります。



私も、検証で強く見えた結果ほど、期間を分けたり、別の通貨ペアで測り直したりしています。1回の結果で決まりにはしません。

ご自分の決まりを、別の期間や別の銘柄で測り直す過去検証も、ご依頼をお受けしています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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