【投資と心理119】報酬をいちばん大きくした組が、いちばん下手になった。月の生活費ほどの額を賭けた、インドの村の実験

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マネー・副業
どうも、FXトレーダー兼システムエンジニアのナオトです。

投資と心理の話の119回目です。前回は、300日以上デイトレードを続けた人の97%が損をしていた研究でした。
今回は、賭ける額が大きいと、腕前そのものが落ちる、という実験です。



アリエリー、グニーズィ、ローウェンスタイン、マザールの4人の研究で、2009年に発表されました。
インドの村で、87人に6種類の簡単なゲームをしてもらいます。記憶や手先の器用さ、集中を使うものです。
上手にできたときの報酬を、4ルピー、40ルピー、400ルピーの3通りに分けました。400ルピーは、この地域の1人あたりの月の生活費、495ルピーに近い額です。



結果は、報酬がいちばん大きい組がいちばん下手でした。
とれる最大の額のうち、実際に受け取れた割合は、小さい報酬の組が35.4%、中くらいが36.7%、大きい報酬の組は19.5%。
上手の基準まで届いたゲームの割合は、小さい組が25.6%、中くらいが22.2%、大きい組は6.3%でした。



額が大きくなると、やる気は上がっても、手元は固くなる。この実験は、それがはっきり成績に出た形です。



取引でも、1回にかける量を急に大きくした日に、ふだんならしない入り方をしてしまう。そういう話はよく聞きます。私は、1回の量は資金に対する割合で先に決めて、気分で変えないようにしています。

ご自分の決まりを、量の決め方を変えて測り直す過去検証も、ご依頼をお受けしています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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