【投資と心理117】感情の働く場所に損傷のある人のほうが、有利な賭けを続けて多く稼いだ。20回のコイン投げの研究

【投資と心理117】感情の働く場所に損傷のある人のほうが、有利な賭けを続けて多く稼いだ。20回のコイン投げの研究

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マネー・副業
どうも、FXトレーダー兼システムエンジニアのナオトです。

投資と心理の話の117回目です。前回は、ストレスのホルモンを足すと、人がリスクを避けるようになった実験でした。
今回は、感情がうまく働かない人のほうが、有利な賭けを続けられた研究です。



2005年に、シブ、ローウェンスタイン、ダマシオたちが発表した実験です。
1人20ドルを持って、20回の賭けをします。毎回、1ドルを賭けるか、賭けないかを選びます。賭けたら、コインを投げて、外れれば1ドルを失い、当たれば2.50ドルを受け取ります。

賭けたときの1回あたりの期待値は1.25ドルで、賭けないときの1ドルより大きい。毎回賭け続けても、最後に20ドルを下回る確率は13%ほどです。数字の上では、毎回賭けるのが有利な形です。



比べたのは、脳の感情に関わる場所に損傷のある患者15人、ほかの場所に損傷のある患者7人、損傷のない人19人です。

賭けた回の割合は、感情の場所に損傷のある人が83.7%、損傷のない人が57.6%、ほかの場所の損傷の人が60.7%でした。
最後の金額は、それぞれ25.70ドル、22.80ドル、20.07ドルです。

有利だと分かる形の賭けなのに、損傷のない人たちは4割ほどの回で賭けをやめていました。



感情は、損を避けるために働きます。でも、毎回有利な賭けの場面では、その働きがかえって取り分を減らしていた、というのが論文の読み方です。



私が売買を決まりにして、自動で動かす形をとっているのも、直前の負けで手が止まらないようにするためです。ただし、決まり自体が本当に有利かは、先に測っておく必要があります。

ご自分の決まりが、毎回続けたときに有利なのかを確かめる過去検証も、ご依頼をお受けしています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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