【投資と心理106】過去12か月に上がったものは、次の月も上がりやすかった。通貨12組を含む58の先物で、例外が1つも無かった研究

【投資と心理106】過去12か月に上がったものは、次の月も上がりやすかった。通貨12組を含む58の先物で、例外が1つも無かった研究

記事
マネー・副業
どうも、FXトレーダー兼システムエンジニアのナオトです。

投資と心理の話の106回目です。前回は、個人がまとめて買った株が、そのあと20日で上がっていた研究でした。
今回は、株だけでなく、通貨や商品でも、値動きが同じ向きに続いていた研究です。



シカゴ大学のモスコウィッツ、運用会社AQRのオーイ、ニューヨーク大学のペデルセンが調べたのは、世界でよく取引されている先物です。
商品24、通貨の組12、株価指数9、国債13の、合わせて58。1965年から2009年までのデータを使っています。



決まりは単純です。

過去12か月で上がっていたものは買い、下がっていたものは売る。ほかの銘柄と比べるのでなく、その銘柄自身の過去だけを見ます。

これが、58のどれでもプラスになりました。通貨の組も、商品も、株価指数も、国債も、1つの例外もありませんでした。



続く長さにも形がありました。

同じ向きの動きは、だいたい1年続きました。そのあとは、もっと長い期間で見ると、一部が逆に戻っていました。
著者は、知らせへの反応がはじめは小さすぎ、あとから行き過ぎる、という人の心理の説明と合う形だと書いています。

58を全部まとめて持つと、ぶれの割の成績は、株式市場全体の約2.5倍でした。相場が大きく上げたときと大きく下げたときに、特に良い成績を出していました。



誰が勝ち、誰が負けていたかも見ています。

先物の取引で、値動きで稼ぐ側と、本業の値動きを避けるための側に分けると、稼ぐ側は流れに乗って最初の12か月の向きに持ち、流れが戻り始めると減らしていました。避けるための側は、その反対を持っていました。



この研究で私が目を留めたのは、通貨も含めて、ここまで幅広い市場で、同じ形が出ていたところです。

自分が使っている通貨ペアで、過去12か月の向きと、次の月の向きが、どれくらい同じだったかを数えてみてください。
通貨ペアの流れの続き方を、過去のデータで測る過去検証も、ご依頼をお受けしています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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