【投資と心理101】自分は投資が分かっている、と感じている人は、売り買いの間隔が68日、そう感じていない人は109日だった。投資家への聞き取りを並べた研究

【投資と心理101】自分は投資が分かっている、と感じている人は、売り買いの間隔が68日、そう感じていない人は109日だった。投資家への聞き取りを並べた研究

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マネー・副業
どうも、FXトレーダー兼システムエンジニアのナオトです。

投資と心理の話の101回目です。前回は、ほかの知らせが多い日には、1つずつの知らせへの反応が鈍くなった研究でした。
今回は、自分の腕をどう感じているかで、売り買いの回数が変わった研究です。



もとになっているのは、心理学の実験です。

自分はアメリカンフットボールに詳しい、と感じている人は、試合の勝ち負けを当てる賭けと、当たる確率が同じくじのどちらかを選ばせると、自分の予想に賭けるほうを選びました。くじのほうが当たりやすい場合でも、自分の予想を選ぶ人がいました。

分かっていると感じる分野では、自分の判断に賭けたくなる。これを、デューク大学のグレアム、ハーベイ、ホアンが、投資家で確かめました。



使ったのは、アメリカの投資家への電話の聞き取りです。毎月、約1,000人に聞いています。対象は、家の投資の合計が1万ドルを超える人です。

投資の商品や機会を理解できている自信がどれくらいあるかを、1から5で答えてもらっています。平均は3.7でした。



自信が4.0以下の人のうち、月に1回以上売り買いする人は27.5%でした。
自信が4.0を超える人では、44.8%でした。

売り買いの間隔は、全体の平均で93.7日。自信が4.0以下の人は109.3日、4.0を超える人は67.9日でした。

自信が平均の3.75から、ばらつき1つぶん高い4.07になると、週に1回より多く売り買いする人の割合は、9.6%から15.5%に上がりました。



聞き取りでは、自分の運用が市場に勝つと思う幅も聞いています。平均では、1年で市場より3.2%上回ると見込んでいました。
この、勝てると思う強さと、分かっているという自信の相関は0.04で、ほとんど関係がありませんでした。
勝てると思うから動くのと、分かっていると感じるから動くのは、別のものとして出ていました。

男性、収入の高い人、学歴の高い人ほど、自分は分かっていると答える傾向も出ています。



この研究で私が目を留めたのは、売り買いの回数と結びついていたのが、市場に勝てるという見込みとは別の、分かっているという感覚だったところです。

自分の売買の記録を、自信があった時期と、そうでなかった時期に分けて、回数と成績を並べてみてください。
過去の売買の記録から、回数と成績を数える仕事も、ご依頼をお受けしています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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