【開発の裏側108】製品版から無料版を作るとき、判定は1行も変えなかった。部品を写して削るだけにした理由と、残した3つの決まり

【開発の裏側108】製品版から無料版を作るとき、判定は1行も変えなかった。部品を写して削るだけにした理由と、残した3つの決まり

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IT・テクノロジー
どうも、FXトレーダー兼システムエンジニアのナオトです。

開発の裏側の108回目です。前回は、外出先からEAを止めるために、約定しない指値を命令にした話でした。
今回は、ダウ理論のインジケーターの製品版から、無料版を作ったときの話です。



無料版で見られるのは、今の時間足の目線、ダウ理論のライン、転換の目安の線、それに小さなパネルです。
6つの時間足の目線、上位足の表示、押し目や戻りの目安、お知らせは、製品版だけに残しました。



作り方で決めたのは、判定の部分を1行も変えないことです。

製品版の部品をそのまま写して、表示とパネルから削るだけにしました。
判定を無料版用に書き直すと、同じ相場で、無料版と製品版の目線が食い違うおそれがあります。無料版で見た目線が、製品版に替えたら変わった、では困ります。

そのかわり、判定に不具合が見つかったときは、両方を直す必要があるかを必ず考える、と仕様書に書きました。



削るときに残した決まりが3つあります。

1つ目は、中の数字の置き場を、製品版と同じ12本のままにしたことです。上位足やお知らせの印の分は、描かない設定にしただけです。製品版と部品を共通にしておくためです。

2つ目は、チャートに描くものの名前の頭を、製品版と別にしたことです。同じチャートに無料版と製品版を両方入れても、線やパネルを取り合いません。

3つ目は、覚えている上位足の選択を、起動したときに表示しない設定へ戻すことです。無料版には、上位足を出す機能が無いためです。



MT4とMT5の両方でコンパイルを通し、ドル円の1時間足で、目線、ライン、転換の線、パネルが両方で出ることを確かめました。

製品版から機能を減らした版を作るときは、判定に手を入れず、見せ方だけを削ると、2つの版で答えがずれません。

インジケーターの制作や、機能を分けた版づくりも、ご依頼をお受けしています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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