【検証ノート111】国内の口座の100万円で、金は31オンスまでしか持てませんでした。ナンピンを何段積めるかを、過去23年の下げで測った話

【検証ノート111】国内の口座の100万円で、金は31オンスまでしか持てませんでした。ナンピンを何段積めるかを、過去23年の下げで測った話

記事
マネー・副業
どうも、FXトレーダー兼システムエンジニアのナオトです。

検証ノートの111回目です。前回は、1回の危険を資金の1%にしても、22.6年では落ち込みが62%になった話でした。
今回は、国内の口座で金のナンピンを組むとき、何段まで積めるかを、式と過去の値動きで測った話です。



まず、持てる量の天井です。

私が調べた国内の口座では、金のレバレッジは25倍でなく20倍でした。最小は0.01ロットで、1オンスです。
金を4,300ドル、ドル円を150円とすると、1オンスに要る証拠金は約3.2万円です。

損が0でも、100万円で持てるのは31オンスまででした。10万円なら3.1オンス、20万円なら6.2オンスです。10万円や20万円では、ナンピンの段そのものが作れません。



次に、止まる場所です。

1オンスで金が1ドル動くと、損益は150円です。資金100万円で、落ち込みを30%の30万円までと決めると、使える損は2,000オンス×ドルになります。

この予算で、1オンスずつ同じ量で積んだときに耐えられる下げを計算しました。

5段を40ドルおきに積むと、480ドル、11%の下げまで。
10段を20ドルおきに積むと、290ドル、6.7%まで。
20段を10ドルおきに積むと、195ドル、4.5%まででした。



これを、過去の金の値動きと比べました。2003年5月から2026年9月まで、1時間足で14万本あります。

ある時点から5日のうちに、どこまで下げたかを数えると、真ん中は1.26%でした。100回に1回は8.79%以上下げ、いちばん深いときは20.9%です。20.9%の下げは、2020年以降にも起きています。

20段の組が耐えられる4.5%は、5日のうちなら珍しくない下げです。10段の6.7%も、100回に1回の8.79%に届きません。100回に1回の下げを越えられたのは、5段の組でした。



同じ損の予算なら、段を増やすほど、耐えられる下げは浅くなります。
国内の20倍・100万円では、組の量は合計5から10オンスが目安、という結果になりました。

ナンピンの段数を決めるときは、使える損の総量を先に決め、それで耐えられる下げと、過去の下げの深さを並べてみてください。

段数と資金を、過去の値動きで測る過去検証も、ご依頼をお受けしています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す