【検証ノート108】金が28%下げた年に、売りは大きく負けていた。売りを外したら、買いの取引は1本も変わらずに、全部の数字が良くなった話

【検証ノート108】金が28%下げた年に、売りは大きく負けていた。売りを外したら、買いの取引は1本も変わらずに、全部の数字が良くなった話

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マネー・副業
どうも、FXトレーダー兼システムエンジニアのナオトです。

検証ノートの108回目です。前回は、過去のデータと業者のチャートで、日足の区切りがずれていた話でした。
今回は、同じ金の順張りのEAで、売りの側を外すかどうかを決めた話です。



このEAは、日足のダウ理論で向きを決め、上なら買い、下なら売りで入ります。22.6年分で測りました。

通しで見ると、売りの側は562回で、PFは0.83でした。負けています。

ここで、よくある言い訳が浮かびます。この22年は金が上がり続けたので、売りが負けたのは当たり前ではないか。下げの年なら、売りは勝つはずだ、というものです。



そこで、年ごとに分けて見ました。

いちばん大事なのは、2013年です。金が1年で28%下げた年で、しかも、ほぼ一方向に下げる、はっきりした下降トレンドでした。売りが効くべき年の、見本のような年です。

その2013年に、売りは64回で、PFは0.58でした。大きく負けていました。
2013年から2015年の下げの時期を通しても、売りは負けていました。

金が上がり続けたから売りが負けた、という説明は成り立ちませんでした。売りの作りそのものに、優位が無かったということです。



次に、売りを外して、買いだけで流しました。

PFは1.20から1.40に、最大の落ち込みは59.9%から30.5%に、最大の連敗は18回から10回になりました。損益も増えています。

そして、買いの取引は、両方向のときと1本も変わりませんでした。905回、損益も同じです。
売りは、買いの入る枠を1度もふさいでいなかったので、外しても買いの側に何の影響もありませんでした。



売りを外すのは、金が上がるほうに賭けることとは違います。検定に落ちた部品を外す、ということです。

買いと売りの両方で入る手法を測るときは、向きごとに分けて成績を出し、片方がいちばん効くはずの時期でも勝てているかを、確かめてみてください。

向きごとに分けて測る過去検証も、ご依頼をお受けしています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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