【投資と心理81】為替のプロのディーラー10人に測る器具を付けると、相場が急に振れた瞬間に体が反応していた。経験の浅い人ほど強く

【投資と心理81】為替のプロのディーラー10人に測る器具を付けると、相場が急に振れた瞬間に体が反応していた。経験の浅い人ほど強く

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マネー・副業
どうも、FXトレーダー兼システムエンジニアのナオトです。

投資と心理の話の81回目です。前回は、先に決めておく仕組みで、続けられなかったことが続いた、という研究でした。
今回は、取引をしている最中のプロの体を、そのまま測った研究です。



調べたのは、MITのローと、ボストン大学のレピンです。2001年の論文です。

協力したのは、ボストンにある大きな金融機関の、為替と金利の取引の部署です。約90人のうち3分の2が為替を扱い、1日に1,000件から1,200件の取引をしている部署でした。
その中のプロのディーラー10人に、実際に取引をしている時間、汗による皮膚の反応、脈、体温、呼吸を測る器具を付けてもらいました。同時に、相場の値動きも記録しています。



結果はこうでした。

価格が平均から急に離れたときや、向きが急に変わったとき。10秒ほどの短い出来事に合わせて、汗による皮膚の反応が出ていました。
5分ほどの間に値動きが荒くなったときには、脈の大きさが変わっていました。

プロであっても、相場の動きに合わせて、体ははっきり反応していました。



経験で分けると、違いがありました。

10人を、経験の長い5人と、短いか中くらいの5人に分けました。
短い値動きの出来事に体が反応した、とはっきり言える組み合わせは、経験の浅い組で11、経験の長い組で2つでした。

経験の長い人は、短い振れには反応しにくく、荒い時間帯の反応は、どちらの組にも同じように出ていました。



著者たちは、感情は合理的な判断の外にあるもの、という考えに反して、体の反応はプロの取引の中にもしっかりある、と書いています。

取引に置き換えるなら、急な値動きの瞬間の自分だと思います。

ヒゲが出た、急に反転した、という瞬間に、体は反応しています。その瞬間に決めた注文と、少し時間をおいて決めた注文を、分けて記録してみてください。
どちらの成績が良いかは、記録を見ればはっきりします。

なお、これは10人だけの小さな研究です。

急な値動きの直後に入った取引だけを抜き出して数える過去検証も、ご依頼をお受けしています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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