【検証ノート91】EAのコードを1行も変えずに、PFが2.23から2.42へ。変えたのは口座のスプレッドだけでした

【検証ノート91】EAのコードを1行も変えずに、PFが2.23から2.42へ。変えたのは口座のスプレッドだけでした

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マネー・副業
どうも、FXトレーダー兼システムエンジニアのナオトです。

検証ノートの91回目です。前回は、ナンピンの組がどれくらいの時間持たれているかを数えた話でした。
今回は、同じEAを、スプレッドの違う口座で動かして比べた話です。



金のナンピンのEAで、PFを2.5以上にしたい、という目標がありました。
条件を足したり、決済を変えたりする前に、まず口座のスプレッドだけを変えて測りました。

材料は、2022年1月から2026年9月までの実際のティックです。



まず、自前の模擬で、スプレッドを3通りにしました。0.51ドル、0.35ドル、0.26ドルです。

PFは、2.15、2.34、2.44。
勝率も、70.9%、71.7%、72.4%と上がりました。利益は、0.51ドルと比べて6.9%、11.7%増えました。

3つの点は、ほぼ1本の直線に並びました。スプレッドが0.1ドル狭くなるごとに、PFがおよそ0.12上がる形です。
最大の落ち込みも、いちばん悪い1組も、深く掘られた組の数も、狭いほうが良くなりました。組の数はほとんど変わっていません。動きは同じまま、数字だけが良くなっていました。



なぜここまで効くのか。

スプレッドは、建玉1本ごとに1回かかります。ナンピンは1つの組で何本も建てるので、その回数が多くなります。
0.51ドルのとき、払ったスプレッドの合計は、損失の合計のおよそ6割にあたっていました。スプレッドの分だけ負けて閉じる建玉が、たくさんあったということです。

もう1つ、このEAは、スプレッドが広いほど利確の幅を縮める作りです。狭い口座では、利確も広く取れます。
スプレッドの差がそのままPFになったわけでもありません。両方が一緒に効いていました。



次に、MT5のテスターで、同じEA、同じ期間のまま、口座だけを替えて流しました。

PFは2.23から2.42へ。勝率は1.0ポイント上がり、利益は12.0%増えました。利益の伸びは、模擬の見込みとほぼ同じでした。

ただ、模擬からは2.5を超えると見込んでいましたが、テスターでは2.42で、届きませんでした。口座を替えるだけで目標に届く、と考えたのは言い過ぎでした。



EAの成績を上げたいとき、条件を足す前に、口座のスプレッドを変えて一度流してみてください。
コードを変えずに数字が動くなら、その分は費用の差です。手法の良し悪しを見るときは、そこを分けて考えられます。

口座の条件を変えて同じEAを比べる過去検証も、ご依頼をお受けしています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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