【開発の裏側86】最初の谷を拾えない、区切りの足だけ1本ずれる、日本時間が合わない。ダウ理論のインジケーターで直した3つの計算

【開発の裏側86】最初の谷を拾えない、区切りの足だけ1本ずれる、日本時間が合わない。ダウ理論のインジケーターで直した3つの計算

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IT・テクノロジー
どうも、FXトレーダー兼システムエンジニアのナオトです。

開発の裏側の86回目です。前回は、2024年3月に作ったダウ理論のインジケーターで、終わった通知のためにDLLが要った話でした。
今回は、同じインジケーターで見つけた、計算の3つの間違いの話です。



このインジケーターは、山と谷を見つけて、ダウ理論でいまが上げか下げかを見せます。上の時間足の山と谷も、今のチャートに重ねて描きます。



1つ目は、山と谷を探し始めるときの値です。

前の版は、高値を0、安値を0から探し始めていました。
高値は、0から始めても、最初の足の高値ですぐに置き換わります。ところが安値は、0より低い価格がありません。どの足の安値も0より高いので、最初の谷を拾えませんでした。

直近の安値を表示する欄も、下げに転じるまでずっと0のままでした。

直した版では、計算を始める足の高値と安値から探し始めるようにしました。



2つ目は、上の時間足との足の対応です。

上の時間足の線を引くには、今のチャートの足が、上の時間足のどの足に入るかを求めます。
前の版は、この対応を自前の計算で出していましたが、上の時間足の区切り目にあたる足だけ、1本前の足を使っていました。

1時間足のチャートで4時間足の線を見ているとき、4時間の区切りの1本だけ、前の4時間足の値になります。

直した版では、MTの関数でどの足に入るかを求めるようにしました。あわせて、確定した上の時間足だけを使う方式も選べるようにしました。



3つ目は、日本時間への変換です。

前の版は、パソコンの時計とサーバーの時計の差の、時の部分だけを見て、日本時間に直していました。
パソコンが日本時間に合っていれば、それで合います。でも、パソコンの時計が日本時間でないと、表示がずれます。

直した版では、世界標準時から日本時間を求めるようにしました。



3つとも、いつも使っている形では気づきにくいものでした。
たとえば日本時間は、日本のパソコンでは合っています。

計算を確かめるときは、計算を始めた直後の足、区切り目の足、そして日本以外の時計の3つで、一度試してみてください。

古いインジケーターの見直しや作り直しも、ご依頼をお受けしています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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