【検証ノート100】15か月の検証では、深い組を1つも作らなかった合図。期間を2.7年に広げたら、資金の7割を失う落ち込みが1回入っていました

【検証ノート100】15か月の検証では、深い組を1つも作らなかった合図。期間を2.7年に広げたら、資金の7割を失う落ち込みが1回入っていました

記事
マネー・副業
どうも、FXトレーダー兼システムエンジニアのナオトです。

検証ノートの100回目です。前回は、金を動かす経済指標を、期間を半分に割って確かめた話でした。
今回は、良く見えた合図を、期間を広げて確かめたら崩れた話です。



金のナンピンのEAで、組を始める合図の別の案を試しました。

ジグザグの頂点、つまり直近の高値や安値を、少し抜けたところで組を始める、という案です。
抜けた方向に乗る順張りと、逆に向かう逆張りの、両方を流しました。



まず、ナンピンを入れずに、抜けたあとの値動きだけを見ました。2025年6月から2026年9月までの1分足、約44万本です。

抜けた水準から見ると、5分後から60分後の価格は、抜けた側に少し残っていました。頂点が大きいほど、その幅も大きくなりました。
ただし、94〜97%は、60分以内に抜けた水準まで戻ってきていました。



次に、ナンピンを入れて流しました。

順張りは、どの設定でも崩れました。抜けた直後に建てて、そのまま走られます。
逆張りは、頂点が大きいほど良くなりました。

いちばん良く見えたのは、60ドル戻ってできた大きな頂点を、抜けたところで逆張りする形です。1日に1回もない合図です。
この15か月では、組が深くなっても8段まで。最悪の1組の損も、入金45万円に対して2.6万円でした。



ここで、期間を2024年1月からの2.7年に広げました。

結果は崩れました。この合図だけで流すと、最大の落ち込みは資金の69.6%。最悪の1組は、そのときの残高の71%でした。

原因は、2025年4月の急落です。金が3,500ドルの最高値を付けたあと、大きく下げました。
大きな頂点の抜けは、そこでは折り返しになりませんでした。崩れの始まりでした。

15か月で無傷に見えたのは、その急落が、検証した期間の外にあっただけでした。この合図は採用しませんでした。



合図の数が少ないと、短い期間では、たまたま大きな事故に1度も当たらないことがあります。この合図で組を始めたのも、15か月で173回でした。

回数の少ない合図ほど、期間を広げて、大きな事故を1つでも含めて確かめてみてください。

期間を広げて確かめる過去検証も、ご依頼をお受けしています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す