どうも、FXトレーダー兼システムエンジニアのナオトです。
検証ノートの59回目です。前回は、ドル円の午後と夜の時刻を総当たりして、本物がでたらめに負けた話でした。
今回は、ゴトー日の朝、仲値の前に買う形を細かく測り、実際の口座のテスターで確かめたときの話です。
ゴトー日は、9時55分の仲値に向けて、ドルを買う注文が集まりやすい日です。
その前に買って、9時55分に閉じる。この形を、組み合わせを細かくして測りました。
入る時刻は、0時から9時30分まで。
閉じる時刻は、9時50分と9時55分。
損切りは、なし、20、40 pips。
5 pips有利になったら損切りを建値へ動かすか、動かさないか。
日の種類は7つ。
合わせて1,176通りです。スプレッドを0.8 pips引いて、3つの期間すべてでPF2.0を超えたのは2つでした。
いちばん良かったのは、15日と20日のゴトー日に、7時に買って9時55分に閉じ、5 pips有利になったら建値へ動かす形です。
3つの期間のPFは2.21、2.53、2.18。年に25回から27回です。
周りの形、6時45分や7時30分に入るもの、損切り40のものも、1.7から2.1ほどありました。1点だけの当たりではありません。
月曜のゴトー日は年に3回から6回しかなく、数が少なすぎました。金曜と月末は、上位に入りませんでした。
これを、仲値のあとの売りと合わせてEAにし、MT5のテスターで2018年から2026年7月まで回しました。
すると、買いの回数が、1分足で測ったときより少ない。年に24回ほどのはずが、19回ほどでした。
まず疑ったのは、冬の朝7時でした。
私が使っている口座のサーバーは、冬は日本時間の7時に日付が変わります。その瞬間はスプレッドが広がり、EAに持たせた上限の3 pipsを超えて、入れない日がありました。
国内の業者も、冬はニューヨークの17時、日本時間の7時が日付の変わり目になっているところが多いです。
それなら、日付の変わり目を避けて、7時30分に入ればいい。そう考えて、7時30分に遅らせた版も回しました。
結果は、悪くなりました。
仲値のあとの売りと合わせた全体のPFは、7時の版が2.51、7時30分の版が2.19です。損切りを変えても2.19でした。
買いの回数を比べると、7時の版と7時30分の版で、10回しか違いませんでした。
スプレッドで入れなかった日は、思ったよりわずかだったということです。1分足で測ったときとの回数の差も、スプレッドで説明できるのは一部だけでした。
数回の入れない日を避けるために、入る時刻そのものを変えると、残りの何十回の成績を落とす。
7時30分にはずらさず、7時から入る形を残しました。
7時から、スプレッドが狭くなるのを待って買う形へ進めた話は、検証ノートの55回目に書いています。
入れない日があるのは困ったことに見えます。でも、困りごとを消す直し方が、全体を悪くすることがあります。直す前と後を、同じ期間で並べて確かめる必要があります。
ご自分の売買の決まりを、時刻を変えながら測る過去検証のご依頼も受けています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。