Power BIで作ったレポート、「なんか重い…」と感じたことはありませんか?
ページの切り替えに5秒以上かかる
ビジュアルが全部表示されるまで待たされる
最悪の場合、「現場で使ってもらえない」
そんなときは、レポートの“軽量化”テクニックを取り入れるだけで、一気にサクサク動くようになります!
今回は、Power BIレポートの読み込み速度を改善するための4つの実践テクニックをご紹介します!
1. 【Power Queryで列を削除】まずは不要なデータを取り込まない
レポートが重くなる最大の原因の1つは「不要な列まで取り込んでいること」でる。たとえば、以下のような列がよくあります。
・使われていないID列、更新日時、コメント列
・空の列、またはすべて同じ値の列
・将来使うかも…で放置してある列
【注意】Power BIのデータビューで「削除」は別物!
Power BIのデータビュー(モデリング画面)でも列を「削除」できますが、これは 「すでに取り込んだ後に取り除く」操作です。
モデル内からは消えるがPower Queryからは残ったままのため、
読み込み処理やメモリにはすでに影響を与えてます。
結果、「軽くしたいから列を削除しよう」と思ってデータビューで削除しても、手遅れなケースが多いんです。
2. 【粒度調整】データは“必要な細かさ”だけでOK!
明細データをそのまま取り込むと、行数が多すぎて処理が重くなります。
例えば、1分毎で取得するデータだと1日で1440行溜まってしまいます。
それを時単位で取得すると1日24行まで圧縮できます。
実際にデータ解析で見たい粒度を再検討し、データ行数を減らすことで処理速度を大幅に上げることができます。
3. 【ビジュアル制限】1ページのグラフは“6~8個”が目安!
1ページ内にビジュアルツールを配置しすぎると速度がかなり遅くなります。
1ページに配置する数は6~8個にしましょう。
4.【DAX最適化】VARで共通計算を使い回そう
同じ計算式を何度も書いていると、都度演算を行いパフォーマンスが落ちます。
「例」
以下のようなDAX関数を作成していたとします。
<DAX関数>
C=((a+b)+(c+d))/((a+b)-(c+d))
このDAX関数では、(a+b)、(c+d)の計算がそれぞれ2回発生しています。
これを変数VARを定義することで、(a+b)、(c+d)の計算をそれぞれ1回にすることができ、演算処理を減らすことができます。
C=
VAR A=a+b
VAR B=c+d
RETURN
(A+B)/(A-B)
最後まで読んでいただきありがとうございます。
レポートが重く困っている方は一度今回の手法をトライしてみたください。
また、PowerBI作成レポートを行っているので、気軽に相談して頂ければと思います。