小説「最後の13月”壱“」

記事
小説
登場人物
・相原夢花   あいはら  ゆめか
・相原健斗   あいはら  けんと
・清水川小百合 しみずかわ さゆり
・櫛羅花真人  くしらげ  まひと
・斎藤結城   さいとう  ゆうき

死が決まった世界で生きるのは「苦痛だ」

「速報です、先日からビックニュースとして取り上げられていた
”人間リセット計画”が行われることとなりました。今わかっている情報は、私たちに残された時間が一年だということのみです」


「これほんとなのか…」
「いきなりこんなこと言われても信用できないわよね」
私が起きてくるとお父さんとお母さんがいつになく真剣な顔で話していた。
「どうしたの〜」
「夢花は気にしなくて大丈夫だよ」
「ええ気になる〜ってやばこんなこと言ってる場合じゃない遅刻する‼️お母さんお弁当‼️」
「なんでいつもギリギリなのよ、今日は自力で起きるって言ったじゃない。もう〜はいこれお弁当。気を付けていくのよ」
「ありがと〜行ってきます‼️」

”ガチャ”

「お父さん、夢花にニュースのこと言っとかなくてよかったの?」
「私も言おうかどうか悩んだよ、カッコ悪い話だが信じたくないんだよ。あの子が小さかった頃、私は仕事ばかりで一緒にいる時間なんてほぼ無かった。だからもっと一緒にいたいんだ」
「そっか、」

〜夢花が出て行って「5分」〜

「おはよう」
「今日は早起きだな、健斗」
「うん、お父さん今日仕事休み?」
「そうだぞ‼︎どこかいくか?遊園地か‼︎」
「ん〜お姉ちゃんもいるときに行きたい‼︎」
「ほんと健斗はお姉ちゃんのこと好きだよね」
「うん‼︎大好き」



学校2.jpeg

”ガラガラ”

ああ相変わらず教室はうるs、、いや静か。珍しいこともあるもんだな
こうも静かだと居心地が悪いなあ
「おはようございます」
隣から挨拶の声がした、いや私に向かって言っているようだ。
「お、お、おはよう」
なぜ私がここまで動揺しているのかというと、それは隣の清水川小百合さんとは今まで一度も話したことがないからだ、なんだか友達という存在自体が嫌いらしく、あまり関わらないようにしていた。
「ニュース見ました?」
「えっとニュース、、ですか。すみません見てないですね」
今日はとくに見る暇がなかった、いつもならお母さんがテレビを付けっぱなしにしているか、少し横目で見たりしているが。
「そうですか、それでは”人間リセット”はご存知ないのですね。」
人間リセット?なんかのアニメか?全く聞いたことがない。
「人間全員、あと一年の時しか生きれなくなったんですよ」
「え、?そんなの、、嘘だよね」
「私がいちいちあなたに嘘つく人に見えますか」

”キーンコーンカーンコーン”
5分後

「おい、先生いつくんだよ」
あ、櫛羅花が切れた、めんどくさくなるなあ
「そうだよ」
「そうだ‼︎いつくんだよ」
「またせんなよ」
「先生遅刻やん」

ここから始まった「一年」のタイムリミットが










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