今日は、楽しいお話を進めましょう
先生になられて、子供さんに教えながら「へえ、そうだったのか。」と、思うことがあると思います
例えば、社会科で3年生の地域学習、5年生の産業学習 等々
自分が生まれ育った地域ではないところに赴任した時など、子供たちよりも地域を知らないことがあります
また、5年生の産業で、農業・漁業などは全く身近ではない場合も多いでしょう
ご自身が見たことも行ったこともない場所のこと、体験したこともない産業のことを、いかにも知ったかぶりで勉強を進めるなんて、心苦しいものです
こんな時こそ「研修」
自己研修を申請すれば、年休ではなくお出かけできます
また、職場の仲間と申請して、旅行がてら出かけてみましょう
(今の時代は、職員旅行なんて鬱陶しいかもしれません・・・
個人旅行や家族旅行で十分です)
研修を申請して承認されれば、時間と万が一の事故の場合の保障もされます
勿論、年休で気軽な旅行でも大丈夫です
二つの事例を紹介します
① 私は米作りが盛んな地域で育ったので、漁業のことは全く分かりません
遠洋漁業、近海漁業、養殖等、見当もつかない
そこで、気仙沼の養殖業者にダイレクトに連絡しました
むろん、上司の承認を受けて、学校名も伝えます
教科書では、牡蠣の養殖でしたが、「夏休みは収穫していないよ。でも、
海鞘(ホヤ)ならば、海に出て見せてあげられる。食べられるよ。」とい
われて、おお喜び!!
家族旅行として、当時小学生の子供も連れて出かけました
(^^♪(^_-)-☆とても楽しめました
養殖の設備も映像に取りました
教科書にあるように、船主さん(働くおじさん)の生の声も取りました
オリジナルの教材作成です
教室では、自信を持ってその情報を提供することもできました
② 佐賀県、吉野ケ里遺跡にも行きました
このときは職員旅行
当時、北のほうに勤めていたので、九州はロマン
太宰府、九重連山、湯布院、長崎原爆記念館等々も併せて訪れました
楽しみ半分、勉強半分。
研修旅行扱いなので、時間と万が一の安全保障があって、同僚と安心して遊べました(笑)
③ 他にも、たくさんあります
「大造じいさんとガン」の朝焼けのシーンを知るために、
宮城県のサンクチュアリに出かけて、明け方、沼に潜んで待つ・・・・寒かったあ
「五月雨を 集めて早し 最上川」を実感しようぜ!と、船下り
宮沢賢治の作品に共感するために、岩手県に行こう
一緒に、藤原三代と義経の物語も歩いてみよう・・・
勿論、美術館や博物館、科学館等に出かけて、鑑賞する・・・・
小学校は、全教科教えるので、何でも教材になります
旅行のネタは、いくらでもあります
自分自身が感じたことは、熱く語れます
映像等で、字ザク教材を作成できます
これを、年に1回でもいいから続けてみましょう
何年か経つと、いつの間にかたくさんの自作教材ができていたり
先生ご自身が、仕事にかかわる体験をたくさんなさっていたり・・・・といいことずくめです