認知症の作業療法「風船バレー」

認知症の作業療法「風船バレー」

記事
コラム
今日は職場の急性期認知症治療病棟で、患者さん17名と

風船バレーしてきました!!

遊んでるんかいっっ?って??


ええ、そうですとも☆

いや、でもちゃんと作業療法を行っています!!



そもそも、作業療法って何?って??


高校の頃、先生方も誰も知らなくて、
「何の作業をするん?」「奉仕活動?!」

なんて言われました。


作業とは:人が起きてから寝るまでに行う全てのこと。

だから、その人に必要なことなら何を用いても良いのです!!


ただし、そこには確かな観察の目と、スキルが必要。



作業療法士になるには、生理学・解剖学・運動学など、
かなり詳しく基礎を学びます。



骨や筋の名前はもちろん、骨についている線の名前や
筋肉の神経支配や関節の動き方まで全部覚えました!!

(そして忘れました!!ってオイ(´っ・ω・)っ!!)


話し出したら長くなりそうだから、話を戻そう(笑)



風船バレーのお話。



認知症の人って(、、、って言っても認知症の種類によっても程度によってもかなり差があるけど)時系列もわからなくなれば、場所も、なんなら思い出さえも曖昧になってしまう。【→見当識障害】


「ただ、今ここに自分が存在している」

それだけ。(当然人によってそれだけでなく悩みまくっている人もいます!)


だから、今この時が、楽しく充実したものであればいい。

そんな楽しく充実した「今」の積み重ねで生きている。


更にそこに、認知機能低下予防や、社会性・コミュニケーション能力の維持、身体能力の維持、嚥下機能の維持などを行えたら


残りの人生、落ちる(進行)スピードが緩やかであれたら

極力、本来のその人の人となりで在り続けられたら


また長くなりそうww


つまりそういうことで、風船バレーをしました。

方法は、「輪になり座って(車椅子も)巨大風船を打つ」
真ん中に私が立って、いろんな人が風船に触れられるようパスを回します!!


それだけ。

使うものは、大きな赤い風船。赤は高齢者が見やすい色。


目的は人それぞれ。
・集団の中で所属意識を持ち孤独感から離れる(社会参加の場)
・一定時間そこに集中することで、帰宅願望から逃れられる
・座位を保ち、全身耐久性の維持
・バランス訓練として
・居眠り予防のため(昼夜逆転の防止)
・生活リズムを整える(日中しっかり運動し、夜間良眠に繋げる)
・他患との関わりの場を設けコミュニケーション練習をする
・上肢の挙上運動を促す(腕を上げる機会を作る)
・風船を追うことにより注意の維持訓練
・参加人数を数えたり、ラリー回数を数えることによる脳トレ
・他患を応援したり、パスを回すことで、社会性の低下予防とする

などなど☆



ちなみに、作業療法は、名称独占であって医師や看護師のように業務独占ではありません('◇')ゞ

つまり、誰もが作業療法をしてもいいけど、免許がないのに「作業療法士がしています」とは言ってはいけないということ。



認知症の人の困りごとは、大体が生活リズムを整えると良くなります!!
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つまり、朝起きて光を浴びる。
充分な栄養補給と適度な運動、良質の睡眠。

それでだめなら多少お薬で調整!!



あ、また話が逸れそう(笑)



風船バレー!!!


風船バレーは、目の前に来た派手な赤い大きな風船を半ば反射で払う、

という技も使えるので、本当に様々なレベルの方に使いやすい作業です!!



1対1で行うのも当然良いです♥



ということで、この辺で☆



詳しい集団の風船バレー作業の進行の仕方などご興味あれば

いつでもメッセージお待ちしております!!


kakoの何気ないブログが、ほんの少しでもどこかで誰かのお役に立てたら

とてもとても嬉しいです♥


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