サロンの時間規定に自分のタイムが入らない。サロン規定の時間内にお客様をこなせない。もっと一人の人に時間をかけて技術をやりたい。
など、時間に関する退職理由はよく聞きます。
未経験ででサロンに就職し、先輩たちの速さについていけなくて自信を無くしてしまうネイリストもいれば、施術にも慣れてきて技術の追求をしたくなり、もっと時間をとって自分の納得のいくネイル作品をお客様に提供したくなるネイリストもいます。
ネイルサロン経営者は、ネイリストがどれだけの売り上げを立てるかによって利益が決まるので、できるだけ早く、客数をこなしてくれるネイリストを雇用したい方も多いと思います。
それに対してネイリストは自分が学んできた技術でしっかり丁寧に仕上げたい、短時間で仕上げるために技術が雑になってしまいクレームを出したくない、などと言う気持ちがあるので、そこに歪みが生まれます。
特にデザインなどが凝ったものをやりたいネイリストは、自分の理想とサロンの規定のギャップに悩み、それが原因で離職することが多いです。
私が昔働いていたネイルサロンでは時間内に仕上げるのがとても難しいメニュー(アクリルスカルプ10本、アート(3Dを含む10本) 90分でお客様のお見送りまで)
をしていたので、私もネイリストと経営者の両方がわかります。
ただせっかく入ってくれたネイリストや育てあげたネイリストの退職が続くと、運営側もダメージが大きいので時間とお金の対価だけを考えるだけではなく、ネイリストの労働環境を整えることも大事です。
ただサロン側としてもすごく長い時間をかけて、1人のお客様をこなしても単価が上がらないと利益にはつながりません。
ではどうすればいいかと言うと、やはり社内研修やサロン規定をしっかり設けること、ネイリストとよく価値観のすり合わせをする、単価や技術の高いサロンやブランディングなどの対応をすることになると思います。
この辺も面接の時にしっかり話し込んでおくことが重要です。ネイリストが入社してからそのようなギャップがあるとお互いにとってマイナスです。
求人広告だけをうまく書いて求人募集を集めてもネイリストが入社して続かなくては意味がありません。求人広告の書き方も誇張して書くのではなく、しっかりサロンが来て欲しい人物像を書くことが重要かと思います。
本当にそのお店で働きたいと思ったネイリスト求職者は、しっかりお店側の情報の労働条件を読んでいるものです。
昔、面接に来たネイリストに応募動機を聞いた際に求人広告の写ってるお客さんの写真の笑顔がとても素敵だったから素敵なサロンだろうなという想像をかき立てられた、と言う面接者がいました。
人はどこでどういう判断をするかわからないですが、写真や文章なども自分のサロンの特徴をしっかりと書いたものが自分のサロンの求める像の人間を引き寄せてくれるのではないかと思います。
今日もお読みいただきありがとうございました。
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