本日も記事をご覧いただきありがとうございます。ひろです。
人について考える。
今日のテーマは、
「頑張る理由」
です。
皆さんには、生きていく上で頑張る理由はありますか?
・お金持ちになりたい!
・自分の夢を叶えたい!
・毎日成長したい!
たくさんの人の話を聞いてきましたが、人が頑張る理由はさまざまです。
そして中には、
頑張る理由が見つからない。
という方や、
「頑張る」という言葉自体に抵抗を覚える方もいます。
そこで考えたんです。
人がどうやったら、前に進むことができるのか。
いや、
そもそも前に進む必要があるのかどうか。
今回はそんな話をしていきます。
「昔みたいにがむしゃらになれないんです!」
そう言っている方がおられました。
年齢は30代。
会社を経営し、家庭もあって、それなりに売上もある。
今後も成長し続けたいんだけど、頑張る意欲が湧かないというお話。
「昔のがむしゃらだった時ってどういう時ですか?」
たずねてみました。
「お金がなかった時ですね」
彼は言葉を続けます。
「給料が少なかったんで、どうやったら増やせるか。そればっかり考えていました」
昔のことを思い出しているのか、少し拳に力が入っています。
「実際、給料は増やせたんですか?」
「はい。会社でも徐々に成績は上がっていって。最終的に自分でやった方が儲かると思ったんで、会社を作りました」
本人の思い通りの人生。
「なのに、昔みたいにがむしゃらになれない?」
「そうです」
なぜ彼はがむしゃらになれないのか。
「お金はもっと欲しいんですか?」
「そうですね。会社を大きくしたいですし」
彼が頑張る理由は昔と変わらない。
ただ、変わってるのは・・・。
「今のままいっても、そこまで困らないんじゃないですか?」
「え」
「会社経営です。今の規模でも十分やっていける。そう思ってたりしませんか? 念のため確認です」
再び質問してみる。
「そうですね・・・」
彼はうなづきながら、言葉を探していました。
彼の頑張る理由は何だったんでしょう?
「お金がもっと欲しい。増やしたい!」
そこで手に入れるものは?
「お金、車、家庭」
ある程度の願いは叶ってしまったんですよね。
じゃあ、次に何を頑張るのか。
そう考えたときに出た答えが、
「会社を大きくしたい」
だったみたいです。
ではなぜ、昔のほうが頑張ることができたのか。
昔の自分のままでは、現状に満足できなかったからです。
人が頑張る理由は、自分の理想と現実が一致しない時です。
人は理想の自分に近づけようと思って頑張るんですよね。
そして、
頑張ることによって次のステップに進みます。
が、
自分の理想と現実が努力しても結びつかない場合。
人はやる気を失います。
頑張りたくない人というのは、こういった経験を持っている人がほとんどです。
自分は頑張った、努力もした。
でも叶わなかった。
その時のつらい思いをしたくないから、頑張りたくない。
恋愛でもそうですよね。
恋はしたいけど、昔みたいに傷つくのが怖いからできない。
そういう方はおられます。
人は気付かないうちに、経験から学んでいるんですよね。
では、本題です。
頑張りたくない人が変わるにはどうしたらいいのか。
最も簡単な方法は、
今のままいったらどうなるか。
未来を想像することです。
例えば、
友達がいらない。
という人の例です。
「人間関係なんて面倒くさいだけだから。別に友達なんかいなくてもいい」
そう思っている人が未来を考えたとします。
10年後。
本人が30歳だとしたら、10年後は40歳。
友達はいなくて大丈夫でしょうか?
20年後。
年齢は50歳。
親は20年、年齢を重ねています。
もしかしたら、いなくなっているかもしれません。
友達はいなくて大丈夫でしょうか?
30年後。
あなたは60歳。
ご両親は健在でしょうか?
自分の周りの人々も次々と年齢を重ねていきます。
そして、あなたが死ぬ時。
あなたのお葬式には誰が来るんでしょうか。
何人集まるんでしょうか。
ここまで考えてもなんとも思わないのであれば、
友達作りを頑張る必要はないのかもしれません。
ただ、
自分が頑張りたくない。
やりたくないことをすることによって、ほんの少しでもあなたの人生が好転するのなら。
今のうちにやっておく価値はあるかもしれません。
追伸
僕が頑張りたくなかった事は、
「父との仲直り」
でした。
昔から一方的な物言いで、話をしても会話にならない。
決めつけで話す父が嫌いでした。
大好きなおばあちゃんが亡くなってからは、実家に近づくこともなくなりました。
30歳の時。
親友の経営するイチゴ農園を手伝ってから、人生の転機が訪れました。
親友のご両親と、農家の手伝いを通じて仲良くなったんです。
毎日のように交わされる会話の内容は、息子の将来への不安についてでした。
「大変ですね」
「そうよー。でも、息子を持つ親なんてそんなものよ」
そう言われたとき、
自分の両親もそうなのかもしれない。
そう思ったんです。
このまま10年、20年。
これから先ずっと、親と和解せずにいたらどうなるのか。
会わなかったらどうなるのか。
葬式に出られるのか。
育ててもらった恩は返せるのか。
そう考えたら、会いに行くことができたんですよね。
頑張っても頑張らなくても構いません。
できることなら後悔しない生き方を選んで欲しい。
自分の経験から、僕はそう思います。