本日も記事をご覧いただきありがとうございます。ひろです。
人について考える。
本日のテーマは、
「ストレス」
です。
日々の繰り返し、積み重ねによって、人は成長する。
物事に慣れる事によって成長する。
という話をここ数日間してきました。
そこで、
今回は逆の仕組みについて考えてみましょう。
人は学校や仕事など。毎日の習慣に追われている時、行動パターンが決まってきます。
例えば、会社に通勤しているサラリーマン。
7:00 起床
8:00 朝食
9:00 出社
12:00 お昼休み・昼食
18:00 業務終了
19:00 帰宅
20:00 夕食・お風呂
21:00 自由時間
24:00 就寝
これは一般的なサラリーマンのタイムスケジュールです。
人は学校や仕事を活動の軸として、行動が決まっていきます。
では、
この仕組みを変えてみたらどうなるでしょう。
例えば、
上司と言い争いになって、職場に行きづらくなった場合。
会社に行く → +1P
会社に行かない → +0P
これら2つの選択肢ができたとします。
上の数字はストレスの上昇値を表しています。会社に行くのならストレスは上昇し、会社に行かないのなら変化しません。
3日後。
どうなるでしょうか?
会社に行った場合。
気まずい思いをしながら、出社した結果。ストレスは3Pたまりました。ポイントの上昇によって、さらに上司が嫌いになるかもしれません。
しかし、
この3日間で関係改善のチャンスも生まれます。
自分が上司に謝ったらどうなるか。もしかしたら、上司と和解できるかもしれません。また、上司も謝ってくるかもしれません。
そして、自分の行動をキッカケに上司との関係が改善されるかもしれません。
逆に、
「嫌な思いをしたくないから会社に行かない」
という選択肢を選んだ場合。
会社に行かなくてもよくなったので、いつもよりも自分の時間があります。
自分の好きなことをして好きなように過ごす。
時間の制限や縛りもなく、ストレスも一切貯まりません。
3日後。
再び考える時間がやってきます。
今後どうしようか。
3日も職場に行かなかったら、さすがに怒られるかも。
もしかしたらクビかもしれない。
まぁ、別にクビになったらクビになったでいいか。
あ、でも生活どうしよう。
そんな不安を抱えながら、自分の好きなことをする。
でも、
「自分はどうなるんだろう」
人は将来に不安を感じると、目の前の快楽を楽しめなくなります。
結果。
日に日にストレスがたまっていくんですよね。
嫌なことから逃げるのは、決して悪いことではありません。
ただ、
結果がどうなるのか。
将来的に自分はどうなりたいのか。
これらを考えて行動してもいいかもしれません。
追伸
人は嫌なことに立ち向かうと、ストレスがたまるようにできています。
例えば、
運動を日頃していない人が、急にジョギングを始めたら。次の日に筋肉痛になるかもしれません。
ストレスポイントも上がります。
次の日は足が痛いのでジョギングではなく、歩くことにしました。
次の日も歩いて、次の日も歩いて。
歩くのが習慣になってきました。
「筋肉痛もおさまってきたし、少し走ってみるか」
そうやって続けるうちに、人は1km、2kmは走れるようになっていきます。
すると、
たまっていたストレスは達成感によって緩和されていくんですよね。
もし、
最初の筋肉痛でジョギングを諦めたらどうなるか。
「自分は頑張ろうとしたけど報われなかった」
そういう考えになってしまうかもしれません。
そして、
「ジョギングを始めようと思うんだ」
という友人に相談に対して、
「足が痛くなるからやめたほうがいいよ」
という、後ろ向きなアドバイスをするようになるかもしれません。
つまり、途中で諦めると自分の可能性。そして、人の可能性も減るんですよね。
さらに、
「もっと楽な方法はないか?」
と自分の可能性を探すようになります。
もちろん、
世の中に楽な方法はたくさんあります。
ただ、
楽な方法で、望む結果を出す方法が少ないんですよね。
「楽して稼ぎたい」
と言っている人はたくさんいますが、実際に楽して稼いでいる人はほとんどいません。
じゃあ、どうするか。
少しのストレスと引き換えに達成感を手に入れるか。
ストレスから逃げて、楽な道を選ぶか。
今の時代は選ぶことができるんですよね。