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山を登り始めてしばらく、
「とにかく、上りが見えたら走ろう!」
ずっと心に決めていました。
前回の登山で感じていた、上り坂への苦手意識。
これを払拭するのも今回の目的の一つ。
ランニングの時に階段や上り坂を取り入れることで、坂に対して前向きな姿勢でのぞめるようになった。
最初の登山では「ひぃひぃ」言っていた山道を軽快に走っていく。
やっぱりコースを知っていると全然違う。
先の見えない道を走るのと、目的地までの距離を分かって走るのでは、天と地ほどの差がある。
「この道、合ってるのかな?」
という迷いがないだけで、人は安心して進むことができる。
これは「心」と一緒なのかもしれない。
自分が信じた道を走る。
信じるためには、まず現場で経験すること。
経験を積んで、人の正解を知った上で、自分なりの正解を出すこと。
人生はこれの繰り返し。
「こんにちは!」
「こんにちは!」
走っている途中でも、ちゃんと交わされる挨拶。
挨拶が当たり前に交わされるという環境。
これも山の素晴らしいポイント。
最初のロックガーデンを越えて、風吹岩に到着。
前回の登山とは違い、かなりのハイペース。
多少息は切れるものの、上りと平地が多いコース。
スタミナ的にも大丈夫そう。
タッタッタッタ!!
時々走り去っていく人たちも多くなっている気がする。
「みんな練習してるんだなぁ」
通常のランニングと違って、山道の練習は山でしかできない。
町の中では未舗装の道を見つける方が難しい。
いつものランニングコースで、砂利道の坂を見つけて何度か走ってみたが、山の悪路にはとてもじゃないけどかなわない。
「おっと!」
油断すると足が引っかかって転びそうになる。
引っかかるたびに、つま先に少し痛みが走る。
下り坂になると、もっと痛みが大きくなる。
その対策もしてきた。
その方法は、
「爪を短めに整える」
当たり前のことかもしれない。
でも、
前回は足の爪を気にかけていなかったせいで、
帰った後のつま先への負担はかなりのものだった。
ランニングでも負担はかかるのだが、あくまで平地。
スピードが乗った登山の下り坂では、思った以上につま先に負担がかかる。
靴はトレイルシューズが間に合わなかったので、ランニングシューズ。
ただし、サイズを余裕があるものに変えてきた。
つま先への負担を少しでも減らせれば。
これらの対策を講じながら、
僕は中間地点の雨ヶ峠に到着したのでした・・・。
追伸
1度目の挑戦。ここでの反省を2度目に活かす。
これは大切ですよね。
人が行動を起こす時。
自分がやりたい事と、現実でできる事には、必ず差が出てきます。
この2つの境界を経験で埋めることで、人は行動を実現できるんですよね。
「1度でうまくやってやろう!」
絶対に完璧にする。
こういった考え方に取り憑かれてしまうと、人は失敗を感じることが多くなります。
例えば、学校のテスト。
必ず100点をとらなくてはいけない生徒と、80点前後を目指す生徒。
どちらが精神的に負担がかかるか。分かりますよね?
そしていつの間にか、
人は自分の完璧主義を相手に求めてしまう。
人間関係でうまくいかない人には、こういった特徴が見られます。
自分の能力が高いはずなのに、人とうまくいかないという方。
思い当たる方は気をつけたほうがいいかもしれません。