本日も記事をご覧いただきありがとうございます。ひろです。
人について考えよう。
本日のテーマは、
「駆け引きの有効性」
です。
「なんかすごい話ですね」
話を聞いた彼女は、感心したようにうなづいている。
「魔法の話になりましたか?」
引きこもりが3ヶ月でオーナーに気に入られるまでのお話。
「そうですね。人が怖かったのに、接客業を選んでる時点で。なんかすごいですね。仕事が好きだったんですか?」
「いえ、全然」
「そうなんですか!」
当時の自分は、人に興味がなく、仕事が好きでもなかった。
「なのに、そんなに仕事してた感じですか?」
「はい。仕事はよく頼まれたんで」
言われた仕事を着実にこなしていったら、勝手に仕事は増えていった。
ちゃんと仕事をこなせばこなすほど、仕事を頼むリピーターは増えていった。
「それに、当時は家にいるのが嫌だったんですよ」
「何でですか?」
「引きこもりの自分に戻るんじゃないかって、家にいるといつも不安になって。だから、職場に早く出勤したり、遅くまで残ったりした方が自分にとって都合が良かったんですよね」
あの頃の自分は、家が嫌いだった。
「だから、別に誰かの好感度を上げたかったわけでもなかったですし、仕事場に早く行っていたのも自分のためですね」
「それはそれですごいですね」
「自分がもし人の好感度を狙ってうまく立ち回れていたら、もっとすごくなってたのかもしれないですし、逆に人の好感度を気にして立ち回っていたら、自分の仕事で成果が出なかったかもしれません」
「話聞いてたら、そうですよね。自分の道を進んでたら、気付いたらそうなったみたいな感じですもんね」
誰にでも自分の道がある。
「だから、今のままご自身のやり方で生きるのもいいでしょうし、最初に言っていたように駆け引きを使って、男性を虜にしてもいいと思います」
「私の場合、自分の道を行ったとしても、そんな魔法を起こせないと思うんですけど」
「魔法なんて起こさなくていいんですよ。自分がやった事がうまくいった、うまくいかなかった。これを学んでいくのが人生なので」
特別な結果を得なくても、人生は確実に前に進んでいく。
「大切なのは、自分が行ったことに責任を取れる人間かどうかだと思います。駆け引きは一時的には有効ですが、長期的にすると不利になるケースが多いので」
「そうなんですか?」
「はい。そもそも駆け引きという言葉。これって自分がうまくいっている時に使う言葉でしょうか? それとも、うまくいってない時に使う言葉でしょうか?」
駆け引きをしなくてはいけない時、人はどんな状況の場合が多いか。
「もしかして、自分がうまくいってない時ですか?」
「そうです。うまくいかないから駆け引きをしたい。という人がほとんどです」
目の前の事がうまくいかないから、小手先の技を使おうとしてしまう。
「うまくいかないから色んな事を試す、試行錯誤する。これは賛成ですが、駆け引きの行動の中には人を欺くものもあります」
駆け引きのために、人はウソをつくこともある。
「でも、色々試してうまくいかなかったら。駆け引きに頼りたくなると思います」
「そうだと思います。ただ、駆け引きは自分が変わる行動ではなく、相手を変えようとする行動です」
結果、相手に負担をかけてしまう事がある。
「恋愛が長続きする時は、お互いが安心感を持って接している時です。常に相手の行動に対して考える。考えさせる関係は、お互いにしんどくなっていきます。実際、自分が駆け引きされてたら嫌じゃないですか?」
「あ、確かに。嫌ですね」
結局は、信頼を失ってしまうキッカケにもなる。
「できれば、駆け引きを使わなくてもいいぐらい、自分が魅力的になれるのがベストですね」
「そうですね!」
こうして、今回の相談は終了したのでした。
追伸
長期的な関係を作る上で、必ず必要になるもの。
それは「信頼」です。
一時的に相手の気を惹くため、色んな策を講じる人はたくさん見てきました。
子どもが仮病を使って、親に心配させるのと同じように、
彼氏に心配させ続ける女性を見たことがあります。
「彼が優しくなるんです」
と発言する彼女は幸せそうでした。
でも、彼氏はどうなんでしょう。
そして、
人は一度うまくいったこと。
成功体験をやり続ける習性があります。
彼女はもしかしたら、ずっと彼氏に不安を与え続けるのかもしれません。
それははたして幸せなのか。
僕が駆け引きに対して疑問を持つようになった、最初のキッカケです。。