本日も記事をご覧いただきありがとうございます。ひろです。
人について考える。
本日のテーマは、
「マイナス思考とイメージ」
です。
「なんか不思議ですね。自分を守るための思考なのに、人を否定する原因にもなるなんて」
「なので、人が関わらなければ、自分を守るためだけの思考になります」
「自分を守るっていっても」
やはりイメージが湧きにくいみたい。
「例えば、人には好き嫌いがありますよね」
「あります」
「ご自身の好きな食べ物はなんですか?」
「ショートケーキとか。子供っぽいですけど、ケーキは誕生日にしか食べられないっていう印象があって好きです」
彼女は楽しそうに話す。
「では、嫌いなものはなんですか?」
彼女の表情が変わる。
「牛乳・・・ですね」
途端に声も小さくなる。
「どうしてですか?」
「給食の時、牛乳を飲みたくないって言っても、飲みなさいって言われ続けたんで」
牛乳を見ると、その頃の記憶が蘇るらしい。
「そういうのもマイナス思考の一つです」
「え」
「自分の嫌な記憶を思い出さないために、自分を守るためにそれを遠ざける」
「過去の経験からきてる場合もあるって事ですね!」
人は経験から、嫌なものを避けるようになる。
「そして、その考え方は食べ物だけじゃなく、人にも適用されます」
「人って、好きな人。嫌いな人って事ですか?」
「はい。話した感じで、いい人だろうな。とか、苦手だなって感じたりすることはありませんか?」
「あります!」
思い当たる事がある様子。
「話し方とかで、ちょっとこの人違うな。とか、思うことはありますけど」
「それも、過去の経験からきてるケースがほとんどです」
過去の苦手だった人と、同じような容姿であったり、話し方だったり。
「それが自分を守ってるって事ですか?」
「嫌いな食べ物と一緒です。その時の思い出が頭にあるから、苦手な感覚がするということですね」
「えーっと。でも、話したら意外と大丈夫だったりすることもありますよ」
「はい。食べ物と違うのは、人間は過去の苦手な人とは別人だって事です」
「あ、そっか!」
「嫌いな食べ物は、同じ種類のもの。牛乳だったら、白い飲み物とか決まってますから」
人間は容姿や話し方、考え方など。違うと思えるポイントはたくさんある。
「店員さんが自分に服を売ろうとしてるという印象も、もしかしたら、過去の経験からきてるかもしれません」
「それだったら、確かに。過去の経験から、似合わない服を売ろうとする店員さんは悪い人だって思ってたのかもしれないです」
「そういう事です。マイナス思考は、自分の過去の嫌な経験から、今の自分を守ろうとしてる部分もあるって事です」
過去の印象から、人への感じ方が変化する。
「なんか面白いですね。この人苦手だ。っていうのは、自分の過去からのメッセージですね」
「はい。あとは、怪しい人の基準とかも考えると面白いですよ」
「怪しい人・・・」
「どんな人が怪しいですか?」
怪しい人の基準とは。
「マスクにサングラス。あとは、帽子かぶってて。挙動不審とか!」
「そうですよね」
「あとは、黒い手袋とか。あからさまに服を着てないとかも怪しいんじゃないですか!」
彼女の想像はどんどん膨らんでいく。
「じゃあ、過去にそういう怪しい人を見たことはありますか?」
「現実にですか?」
「はい」
「怪しいなって思った人はいましたけど・・・。あんまり思い出せないですね」
過去の記憶にアクセスしても、なかなか思い出せない。
「怪しい人の話を聞くと、みんな同じような答えを言います。でも、思い出せない人がほとんど。不思議じゃないですか?」
「そうですね・・・」
「その怪しい人は、映画やドラマ、漫画などに出ていたんだと思いますよ」
「あ、確かに!」
マイナス思考は、メディアから生まれるものもある。
「マイナス思考は必ず、自分の経験から生み出されてるわけじゃないんですね」
「そうです。だから、失敗した話ばかり聞いた人は挑戦しなくなったりします」
「失敗するかもって思ってしまうからですか?」
「はい」
人の話が自分の人生に影響を及ぼす場合もある。
「分かりました。マイナスに思えても、やってみなくちゃ分からない事もあるってことですね」
「そうです。人は成長しますし、過去にできなかった事が、今できないとも限らないですからね」
「なんか、元気が出てきました。ありがとうございます」
こうして、今回の話は終わりを迎えたのでした。
追伸
今回は少し難しい内容だったかもしれません。
要点をまとめると、
マイナス思考は、自分を守るために働く事がある。
人は自分を傷つけないために、相手を否定してしまうことがある。
そして、
マイナス思考を発生させている原因は、自分の経験とは限らない。
この3つになります。
これらを理解していれば、マイナス思考も少しは前向きに受け止めることができるかもしれません。