マイナス思考はダメですか? アプローチ編

マイナス思考はダメですか? アプローチ編

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本日も記事をご覧いただきありがとうございます。ひろです。

人について考える。

本日のテーマは、

「自分を守る考え方」

です。




「マイナス思考が自分を守るためってどういう事ですか?」
「例えば今回の件。自分がめちゃくちゃ欲しい服だったらどうしてましたか?」
「めちゃくちゃ・・・ですか」
「そう。自分にとってこれしかない! と思えるような」
「うーん」
「実際、今欲しい物があるなら検索していただいても構いません」

そう伝えると、彼女はスマホで検索しだす。

「これとか」

彼女が選んだもの。

それは、HERMES(エルメス)のハンドバッグ。

「服じゃないんですけど」
「欲しい物なら大丈夫です」

その額なんと、数十万円!

「好きなモデルさんが持ってて。いつかは手に入れたいと思ってるんですけど」
「今は買わないんですか?」
「いや、5000円の服で悩んでるのに買えるわけないじゃないですか! 一応中古品とかもフリマとかで見てはいるんですけど・・・」

先程の服の話とは打って変わって、彼女は語り始める。

「中古品だったら買います?」
「まぁ、中古でも絶対高いと思うんですよね。ほら」

中古品の値段も見せてもらう。

やはり、10万円単位を切ることはない。

「それに、私が持つには早いと思うんですよね。友達の間でも、ブランド品持ってる人って限られてるし。若い子が持ってたら嫌味じゃないですか」
「そういうものなんですか?」
「はい。若いくせに、誰かに買ってもらったんだろって思いません?」
「僕は思わないんですが、そういう人もいるんですかね」
「思う人もいるみたいですよ」

彼女はしみじみと語っている。

「じゃあ、もし。今そのお金を持ってたら買いますか?」
「買います。あ、でも中古とかだったら、考えるかもしれないです」
「何でですか?」
「やっぱり、ちゃんとお金を持ってたら新品で欲しいですし」

なるほど。

「じゃあ、新品を買えるお金を持ってたら買いますか?」
「買います! あ、でも。迷うかも・・・。中古の値段なら、他のものを一緒に買えるとか」

彼女は楽しそうに、いろんな想像を膨らませている。

「でもやっぱり、お金があったら買うと思います!」

彼女の中で結論が出た。

でも確か・・・。

「さっき、自分が持つには早いって言ってませんでしたか?」
「まぁ、そうですけど。お金があるなら・・・」

お金があるなら欲しい、それは人として当たり前の結論。

「分かりましたか? 今のマイナス思考の部分」
「えーっと。マイナス思考なんてありましたか?」

彼女は不思議そうにこちらを見ている。

「お金があったら買うという結論になるのに、お金がなかったら、自分がブランドバッグを持つには早いという結論になってます」
「それは当たり前じゃないですか。お金がなかったら、買えないですもん」

彼女が言っているのは当たり前のお話。

「そうです。でも、お金がなくても欲しい。買いたいという感情はありますよね」
「もちろんあります!」
「では、自分がブランドを持つのが早いという結論はどこからきたんでしょうか?」
「あ」

彼女の顔色が変わる。

「これもマイナス思考なんですか?」
「自分の欲しい物が手に入らない時、自分が手に入れなくていい理由を作ってしまう。まぁ、マイナス思考というよりは、自分を守るための思考ですね」

彼女は不思議そうに頷いたのでした。



追伸
 分かりにくい方もいるかもしれないのです、補足します。

マイナス思考という言葉が、誤解を生んでしまっている部分もあるかもしれません。

例えば、

「自分はあの人みたいになりたい!」

と思ったとします。

しばらく頑張って、あの人に近づく努力をしました。

でも、

なかなかなれませんでした。

そんな時、人は、

・あの人とは生まれた環境が違うから
・あの人とは経験が違うから
・あの人とは容姿が違うから

といった理由を作り出してしまう事があります。

これらの理由は真実です。

実際、別の人間と全く同じ環境、経験、容姿を得ることはできません。

ただ、

それを言い聞かせる事によって、自分が努力してもあの人になれなかったことを肯定してしまう事があるんです。

自分が欲しい結果を得られない時の、自分を守るための考え方。

この考えが人に向けられると・・・。







続きます。















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