本日も記事をご覧いただきありがとうございます。ひろです。
人について考える。
本日のテーマは、
「マイナス思考」
です。
「考え方ついて聞きたいんですが」
相談に乗っている際に、若い女性からの質問が入る。
「なんでしょう」
「大山さんのお話を聞いていると、私、もともとマイナス思考というか。あまり物事をいい方向へ考える事ができないんです。それって悪いことなんでしょうか?」
彼女は真剣にこちらに目を向けながら話している
「そうですね。確認ですが、自分でその考え方を悪いと思ったことはありますか?」
「えーっと」
「例えば、仕事や日常生活で困ったことはありましたか?」
自分の生活を考えると、答えが見えてくる。
「買い物とかで、店員さんがすすめてくる商品とか。お似合いですよ。とか聞くと、商品を買わせようとしてるなって思ったりしますね」
「実際、自分では似合ってないと思ってるんですか?」
「そうですね。なんか合わないような気はします。ただ、こっちが断ると悪いような気がするのもあります」
なるほど。
「では確認しますね。店員さんが似合っているといった商品を自分は似合うと思いましたか?」
「いや、ちょっと違うなと思いました」
「その服はいくらぐらいでしたか?」
「1万円ぐらいですね・・・」
なかなかの金額。
「普段、服で1万円使うんですか?」
「使いません。いつもは5000円とかで、欲しい服なら1万円出すかもです。だから、余計に考えちゃって。店員さんが売ろうとしてるのかなって」
なるほど。
「店員さんが似合ってると言った服を、自分は似合ってない。そう思っている時点で買う必要はないと思いますよ」
「そうですよね」
「しかも、自分が買っている服の値段。その相場を超えているのであれば、自分の判断が慎重になるのは当然だと思います」
「良かったです。これはマイナス思考に入らないんですね!」
どうやら、マイナス思考というフレーズをかなり気にしている様子。
「逆に自分がポジティブな人だったら。ポジティブに言葉を受け止めていたら、買っていたと思いますか?」
「え」
「お似合いですよって言われた時。ポジティブだったらどう思ったでしょうか?」
「えーっと。店員さんが言ってるのなら、素直に似合ってるのかな。って思うかもしれません」
行動パターンが変わった。
「その後、値段を確認します。どうですか?」
「やっぱり買えないですね」
「どうしてですか?」
「服に1万円は高いので」
「ということは、結末は一緒ですね」
「本当ですね・・・」
彼女は不思議そうにうなづいている。
「じゃあ、その服が5000円だったらどうでしたか?」
「え」
「自分がポジティブに受け止めて、似合っていると判断した上で。自分が適正だと思える価格だったら」
「うーん・・・おそらく買わないですね」
再び同じ結末。
「ということは、マイナス思考とかは関係ないかもですね」
「なるほど」
「おそらく、自分が似合ってないと思ってるから買いたくないか。あるいは、1万円払うならもっと別のものを買うとか。その1万円を使うと他がやりくりできなくなるとか」
「あ! 確かに。今月はあんまり自由に使えるお金がないっていうのはあります」
正解が出た。
「それなら、自分の生活を守るための考えなので、問題ないと思いますよ」
「良かったです!」
「そもそも、マイナス思考は自分を守るための考え方ですからね」
「そうなんですか!」
「気になります?」
「気になります!」
僕は彼女にマイナス思考のお話をすることになったのでした。
追伸
というわけで、今回はマイナス思考のお話になります。
実際、相談される方でも、
「私、マイナス思考なんです」
という人はたくさんおられます。
が、
彼らが不幸かというと、
そういうわけでもありません。
でも、マイナス思考は悪いと言われている。
それに関して複雑な想いを抱えている方もおられました。
そんな人達へ向けて、今回はお話を書いていこうと思います。