本日も記事をご覧いただきありがとうございます。ひろです。
人について考える。
本日のテーマは、
「リーダーの可能性」
です。
相談に乗ってから1ヶ月後。
「就職決まりました!」
彼の喜びの声と共に、再会を果たすことができました。
「おめでとうございます!」
「ありがとうございます」
「どういったお仕事になったんですか?」
「IT関係の会社ですね。アプリの開発を行っているとかで、知り合いに紹介してもらいました」
就職が決まって何より。
「ご自身で起業するのはいつにされますか?」
念の為聞いてみる。
「そうですね。少なくとも10年以内にはしたいですね」
「今回の会社で学ぶ事。目的はなんですか?」
「そうですね・・・」
彼は考えながら、
「会社がどうやって動いているか。そして、リーダーがどういうやり方で組織を導こうとしているのかを学ぶ・・・とかですかね」
素晴らしい!
「何か僕、この間みたいに偉そうな事言ってませんか?」
「とんでもない。すごく成長されてる気がしますよ」
「まだ始まってないので、本当にできるか分かりませんけど」
「本当にできると思って物事にあたる、これが大切。松下幸之助さんもおっしゃてますよ」
経営の神様の言葉は絶対。
「松下幸之助さんって誰ですか?」
「あ」
ジェネレーションギャップ!
「会社経営の神様と呼ばれていた方です。昭和の時代の考えですが、僕は結構好きな考え方でしたので、若い頃は参考にしていました」
「へぇ~! すごそうですね。今度本読んでみますね!」
学ぶ姿勢も素晴らしい。
となると、もっとアドバイスがしたくなる。
「あとは自分で今、リーダーになってみるのもいい経験だと思いますよ」
「いや、まだ会社始まってないですよ」
「はい。なので、自分でコミュニティを作ってみるという感じです」
「コミュニティ?」
「はい。何かテーマを決めて人に呼びかけてみるのはいかがでしょう。僕は知り合った方達と定期的に勉強会を開いたりしてますよ」
彼の表情がみるみる変わっていく。
「そんな事できるんですね!」
「はい。友達に呼びかけるでもいいですし、みんなが頑張れる趣味を提案して活動していくとか。それがうまくいけば、立派なリーダーだと思います」
学べる舞台は会社だけじゃない。
「分かりました! なんか色々楽しみになってきました。正直、今までみたいにまた辞める事になったらどうしようかとも思ってたので」
「それはそれで学びになると思います」
「でも、会社が最悪だったらとか。少し考えちゃってる自分もいますね」
かつての経験から自信が持てないのは少し分かる気がする。
「最悪を最高に変えられたら、カッコよくないですか?」
「え」
「自分のいる環境が悪いままなのは最悪かもしれないですけど、最悪を最高に変えられるリーダーとか。カッコよくないですか?」
僕が今まで働いた職場で常に思っていた事。
「リーダーにはそれだけの力があります。最高の職場環境は確かにいいかもしれませんが、最悪の環境を最高にしたリーダーには実績がつきます。そう考えるとチャンスじゃないですか?」
「そうですね! 自分が変えるのもリーダーですよね!」
「そうです。頑張って!」
「分かりました! ありがとうございます!」
こうして、今回の相談も幕を閉じたのでした。
追伸
若い人を見ると、なぜか昔の自分と重ねてしまいます。
どうしようもなく不安だった自分。
一度の挫折で、人生が終わったと思っていた自分。
過去の自分とは違うと分かっていても、
やっぱり応援したくなりますね。
「もし、自分が働く職場が最悪だったら」
これは誰しも考えることだと思います。
僕自身、自分の職場に不満を持っていた時期もありました。
それを変えるキッカケはたった一言。
「こうしたらいいんじゃないですか?」
提案をしたことで、職場が変わり始めました。
いや、正確には自分が変わり始めたんだと思います。
新人だから従うしかない。
厳しいことも聞くしかない。
そう思っていた自分の意見が採用されると思っていなかった。
でも意見を採用されたことで、自分が変えられる可能性を見つけることができた。
仕事が楽しいと思えたのはそれからです。
彼にもそういった未来、可能性を作って欲しいですね。