本日も記事をご覧いただきありがとうございます。ひろです。
人について考える。
本日のテーマは、
「お互いの目的」
です。
僕のリーダーの説明が終わると、
「何かやることが見えてきましたね!」
彼の作りたい会社がどうやらイメージできてきたらしい。
「それなら良かったです」
「こういうのってどこで習うんですか?」
リーダーについての勉強はどこで習うのか。
「いや、僕も習った覚えがないですね」
「そうなんですか!」
これは正直な話。
「ただ、経験を通して。自分がリーダーというポジションについてみたら、だいぶ理解は深まると思います」
「そうなんですかね?」
「例えば、自分がリーダーだったら。そう考えただけで、自分のアイディアがいっぱいでてきたでしょ」
「確かに・・・そうですね!」
自分が考えただけで、人間の脳は現実のように考えてくれる。
「そして、自分がリーダーだったらを考えるようになると、他のリーダーのやり方も理解できてきます」
「他のリーダーのやり方?」
「そうです。ご自身が所属していた会社や、野球部など。彼らのリーダーとしてのやり方が分かります」
「そんなの知ってもしょうがなくないですか。実際、僕は辞めてますし。それは、リーダーとしてうまくできなかったって事ですよね」
「それを分析することで、人の失敗を自分に活かせるようになるんです」
人から学ぶ事はたくさんある。
「では、早速始めましょう。所属されていた会社が大切にしていたものはなんでしたか?」
「それは、売上だと思います」
「なぜですか?」
「上の人の監視がすごかった感じがしました。働け、働けって」
なるほど。
「そうなんですね。他にはなかったですか? ご自身が言われていた、新人を大切にするようなことは?」
「声掛けとかですよね。そんなのあったら会社辞めてないと思います」
「新人歓迎会みたいな事は?」
「そんなの面倒くさいだけじゃないですか。確かに呼びかけはありましたけど、希望者のみでした」
「新人歓迎会の呼びかけはあったんですね?」
「はい」
となると、
「それって、ご自身が考えられていた新人への声掛けの一つじゃないんでしょうか?」
「え?」
時間が止まる。
「でも、会社終わってからの交流なんて。業務時間が終わってるのに、なんで仕事の人達と」
「業務時間は仕事で手が回らないから、業務後なのかもしれません。売上を大切にされている会社なんですよね?」
「でもコロナとかで今は」
「もちろん。だから、オンライン飲み会とか。お酒飲まずの交流とか、会社側も考えられていますね」
彼の顔色が変わっていく。
「僕が気づいてなかったって事ですか?」
「まぁ、会社さんの対応を見ていないので何とも言えませんが」
「でも、そんな気遣いとか。あんまり・・・」
「少なくとも、会社は人を故意に辞めさせるような事はしないと思います」
「なんでですか?」
「会社側が給料を払ってるので」
新人の採用は先行投資。それを辞めさせることは、会社にとってデメリットしかない。
「でも」
「それに、先程ご自身が会社で大切にしたいことを挙げていく中で。
人を辞めさせたい。
そんな言葉がありましたか?」
沈黙のあと、
「なかったです」
彼は静かに答えたのでした。
追伸
「人の行為は善から生まれる」
という言葉があります。
人に嫌がらせをしてやろう!
そう思っている人間はほとんどいません。
今まで、たくさんの人の話の話を聞いてきましたが、
人に批判されている当事者に話を聞くと、誤解であるケースがほとんどでした。
考え方の違いなんですよね。
会社は採用した人間を育てる義務がありますし、採用された側は自分が働くことで会社に利益をもたらす。
これを想定して両者の関係は成り立っています。
売上についてうるさく言うのも、利益がなくなれば会社がつぶれてしまうから。
結果、社員が職を失うからです。
社員の立場としては、会社のそういった考え方よりも給料に目がいってしまう。
これは生活がかかっているから、当然の事です。
双方の目的が分かれば、あとはお互いに寄り添うだけなんですが・・・。
そう考えると、会社と社員も人間関係ですよね。