本日も記事をご覧いただきありがとうございます。ひろです。
人について考える。
本日のテーマは、
「考え方」
です。
後輩に課題を出してから、久しぶりの出勤日。
出社した後輩を見つけて声をかける。
「おはよう」
「おはようございます」
「考えてきた?」
「あ、言われたやつですよね」
後輩はスマホを取り出しながら、
「今、送りました」
以前の課題。
「お金を貸して良かったと思えること」
その内容が僕のスマホに送られてきた。
1.お金を安易に貸さないと思えるようになった。
2.人からお金を借りることによって、貸した人に嫌な気分を味あわせてしまうことがあると学んだ
3.お金だけで、簡単に人に対する感情が変わるのだと学んだ
「お、ちゃんとやってきてるね」
「まぁ、相談に乗ってもらったんで」
いつの間にか、僕の行為は相談に乗ってあげたことになっている。
「これ書いてて思ったんですけど・・・」
後輩が口をもごもごさせている。
「なんかあったかな?」
「いえ。なんか、あいつの顔を思い浮かべると腹が立つばっかりだったんですけど」
「けど?」
「自分にも何かしらのメリットはあったのかなって」
おお、素晴らしい!
「でも、まぁ。お金が返ってくるわけじゃないですけどね」
「うん。ただ、いつも思い出すと嫌な気分になっていたものが、少しは自分のためになった。そう思えることってものすごく大切なことだと思うよ」
自分にとっての嫌な体験が、自分の視点を変えることで、学びに変わっていく。
「これを続けていったら、自分が嫌だと思っていた事も前向きに受け入れられると思う」
「そんなもんですかね・・・」
よし!
「将来、何になるの?」
「え」
「将来、ほら!」
彼の夢を聞いてみる。
「将来って今、サラリーマンやってますけど」
「いやいや。その先。このままで終わるの?」
「いや、うーん」
彼はしばらく考えて。
「金持ちですかね」
「おお、素晴らしい!」
「いやいや、ただ言ってるだけですからね」
「うん。だけど、将来はお金持ちになったとして。過去の体験について聞かれることもあると思う」
「インタビューですか?」
「そうそう! その時何て答えたいかだよね」
「何て答える・・・」
彼の顔から少し笑みがこぼれる。
どうやら、将来のインタビューを想像しているらしい。
「昔、お金を貸したことが財産を築くキッカケになったと言われていますが、本当ですか?」
実際にインタビューしてみる。
「えーっと」
「お金を貸した時、どんな気分でしたか? って言われた時。どう答えたいかどうかだよね」
「確かに・・・」
「お金を貸したことで人を憎みましたって言いたい?」
「いや、それはないですね」
「じゃあ、何て言う?」
彼は一点を見つめながら、
「お金を貸したことで、お金が大切だと改めて実感するようになりましたし、自分がお金を借りるとなった時に人に嫌な気持ちをさせたくない。そう思います」
「いい感じやね」
「でも不思議ですよね。長い目で考えたら、答えが変わってくる感じ」
「自分の人生がうまくいってるか、うまくいってないかで変わるからね」
「どういう事ですか?」
「人生がうまくいってる人は、誰かのおかげって言いたくなる。でも、うまくいってない人は誰かのせいって言いたくなるってこと」
これは何にでも当てはまる。
「そりゃあ、お金を貸して返ってこなかったら、人のせいって言いたくなりますよ」
「でも、自分が成功者としてインタビュー受けたと考えたら。考え方は変わるでしょ」
「確かに・・・」
自分がやったことが正しいかどうかは、その後の自分がどうなるかでも変わってくる。
「だから、過去を振り返るよりは、前を向いて歩く。それで自分が幸せになれば、過去のことなんて気にならなくなるよ」
「まぁ、そうですね。とりあえず頑張ってみます」
こうして、後輩の相談は幕を閉じたのでした。
追伸
自分が嫌だった出来事に、
心を奪われるか。
学びとして受け止めるか。
人は選ぶことができます。
そして、
嫌な出来事にとらわれる事が多い人と、
学びから経験を積み重ねていく人。
「どちらになりたいか、どちらの人生を送りたいか」
ですよね。
これを考えるだけで、自ずと道は見えてくると思います。
色んな経験を乗り越えた人は、本当に強い。
僕も昔、数え切れないほど失敗を繰り返しましたが、
だからこそ、
人の相談に共感できる部分がたくさんあるんだと思います。
そう考えると、僕の過去の失敗は、今の僕になるための大切な学びだったのかもしれませんね。