善意と押し付けの境界線 その2

善意と押し付けの境界線 その2

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本日も記事をご覧いただきありがとうございます。ひろです。

人について考える。

本日のテーマは、

「本当の気持ち」

です。



「どうしたら良いと思いますか?」

相談者のお話を一通り話を聞いた後、最初の質問に立ち返る。

「そうですね。もしかしたら、彼は結婚に関して。そこまで望んでいないのかもしれません」
「でも、彼が結婚したいって言っていたんですよ」

そこがポイント。

「そうなんです。彼が結婚をしたいと最初に言った時、その時は本当にしたいと思っていたのかもしれません」
「ですよね」
「ただ、その後ですよね」

確認しなくてはいけないのは、

「彼が結婚をしたいと最初に口に出してから、どれくらい経ってますか?」
「最初に・・・ですか」
「はい。一番最初に言われた時がいつか分かりますか?」

相談者は考えながら、

「1年ぐらい前だったと思います」
「なるほど。その時、彼が結婚したいと思うような出来事はありませんでしたか?」
「あいつが結婚したいと思った時・・・」

1年も前なら思い浮かべられないかもしれない。

「例えば、家に遊びに来て、お子さんや奥様とお話したとか」
「ああっ! そうですね。その時は遊びに来てました。娘と遊んでましたね」

やっぱり。

「そこで遊んだ娘さんや、家庭の温かさを見て、結婚したくなったんだと思います」
「なら、結婚に向けて動くはずじゃないですか」
「そこですね」

問題はそこ。

「なので、おそらく最初は多少行動したと思います」
「え。でも、そんな話しないですよ」
「はい。でも、うまくいかなかったエピソードを、人はあまりしたがりません」

「そうなんですかね」
「男性の場合は、特に・・・。利害関係がある相手。仕事とかなら、仕方がなく話すこともあると思いますが」
「言ってくれればいいのに」
「お二人の距離が近いからこそ、言えない事もあるかもしれません」

言えば、相談者が心配すると分かっているから。

「でも、あいつ。僕には結婚できていいな。って言うんですよ」
「そうです。でも、それは彼の願望であって。結婚するのも、誰でもいいわけじゃないんですよ」
「え」
「ご自身の家庭に触れて、そう思ったので。そういう家庭を作りたいとは思ってるはずです」
「なら、動けば良くないですか?」

どう説明しようかな。

「例えば、奥様と結婚する時に娘さんができて、今の幸せな生活があるって。結婚前に分かりましたか?」

彼は不思議そうな顔をして、

「そんなの分かるわけないじゃないですか」
「そうです。結婚して、色んな過程を通して、今にたどり着いたわけですよね」
「それはもちろん」
「彼は結婚したことがないので、それに対する不安などもあるわけですよ」

どんな家庭を築けるか。そして、

友人が作った幸せな家庭を、自分が築けるかも分からない。

「でも、あいつが結婚したいみたいな事を言うから」
「それはおそらく・・・。ご自身の表情にあると思います」
「え」
「気づかれてはいないと思いますが、ご家族の事を話される時、笑顔になられてますよ」

彼は自分の顔を触り始める。

「そうですか?」
「はい。丸わかりですね」

人は自分が好きな事を思い浮かべた時、自然と笑顔になる。

「彼はただ、あなたを喜ばせたかっただけだと思いますよ」

僕のその言葉に、彼は驚いていたのでした・・・。

追伸 
  人を上機嫌にするには、

その人の一番好きなことを思い出してもらう。

そのきっかけになる話をすればいい。

分かっているようで、意外と知られていないテクニックです。

友人の彼は、仲がいいからこそ、相談者を喜ばせたかったんじゃないか。

というのが僕の見解です。

答えは後日明かされることになるわけですが・・・。

続きます。


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