マッチ売りの少女

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こんばんは! 傾聴オヤジです。
すいません。1日・・・2日遅れのblogです。

ちょっと、昨日ハプニングがありまして💦
固定ツイート用の動画撮影の準備中にスタンドを破壊してしまいましてw
そんなこんなでお時間が遅くなり・・・m(_ _)m

今回はマッチ売りの少女のお話をしたいと思います。
この童話、実は記憶がかなり曖昧なので申し訳ありませんが、ちょっと違う話が出てしまうかもしれません。遠からずと思って見て下さいね💦

昔のある夜、冬の寒空で一人の少女がマッチを売っていました。
「マッチはいかがですか?マッチは要りませんか?」

その少女は身なりがボロボロで、道行く人は誰も相手にしませんでした。

「マッチは要りませんか?」「よく燃えるマッチはいかがですか?」

少女の傍を通ったおじさんに「マッチはいかがですか?」、
「要らんよ!あっちに行きなさい!」少女を邪険に扱います。

通りかかる大人達に少女は「マッチは要りませんか?」と声を掛けますが、
誰も相手にしてくれません。

「あぁ、またお父さんに怒られるな」と、途方に暮れながら歩いていると、勢いよく馬車が走ってきます。
少女は気付かず、馬車に轢かれそうになります。

その時、少女の片方の靴が脱げ、どこかに無くなってしまいました。

少女はマッチを売り続けます。「マッチは要りませんか?」
「どこの子だい! 汚い子だね! あっちへおいき!」
やはり大人達は少女を邪険に扱います。

その内、雪が降ってきて、少女はまた途方にくれます。
マッチは全然売れません。

雪が降りしきる中、少女は段々と身体が冷え寒くなってきました。

裏路地へ入ります。

「そぅだ、このマッチをつけたら少しは温まるかもしれない。」
「こんなに売れ残っているんですもの。1本くらい・・・。」
少女はおもむろにマッチに火をつけます。
シュッ・・・ほのかに火がともり「うぁ、温かぁい」、少女は温まります。

しかし、火はすぐに消えます・・・「あっ」。
少女は2本目のマッチをつけます。シュッ・・・。
すると、おぼろげに何かが見えます。「なんだろぅ」
そして火はまた消えます。

再びマッチを付けると、そこに見えたものは晩餐のような景色が見えました。
「うあぁ・・・凄い」少女は驚きました。
その景色に近づこうとすると、また火は消えました。

少女は次々にマッチに火を灯します。
華やかな晩餐の中に、少女はとある人影を見つけます。
その人影もおぼろげに映り、はっきりと分かりません。

少女は、すかさずマッチに火を付けようとしましたが、最後の1本になってしまいました。
少女は、そのおぼろげな人影を見たいとマッチに願いを込めて灯します。

するとどうでしょう。そこには亡くなっていたおばあさんの姿がありました。
少女は思わず「おばぁちゃん!!」と叫びながら、おばあさんの胸に飛び込みます。

少女は、おばあさんに抱きかかえられ「寒かったろ。もう大丈夫だからね」
少女は笑顔で「うん!」と安堵し、そのまま意識を失います。

翌朝、その道端に人だかりが出来ていました。
そこには昨夜、マッチを売っていた少女が横たわっていました。

それを見ていた大人達は、
「昨日の女の子じゃないか」「何てことでしょう。かわいそうに」
皆が皆、後悔していました。

「あの時、わしが一つでもマッチを買って上げたならこんなことには・・・。」
「あの時、あんな酷いことを言ってしまって、ごめんよ。許しておくれ」
マッチ売りの少女に冷たくあたった大人達が口々に謝っていました。

しかし、その少女の死に顔は穏やかな笑顔でした。
きっと、最後に夢の中でおばあさんに逢えた事が嬉しかったのでしょう。
そして、おばあさんと一緒に天国で幸せに暮らしてることでしょう。

この物語、おかあさんも一緒に出てきたような来なかったような・・・。
そこの記憶が定かじゃなかったので、おばあさんだけにしました。

いやぁ・・・残酷っすね💦
そこはさておき・・・。

後悔先に立たずという言葉がありますが、「こうしておけば良かった」「こうすべきだった」・・・思った時には既に遅いという教訓だと思います。
出来ることは出来るうちに。今、出来る事。親切。情。

または弱者を救う心を常に持つ。といったろころでしょうか。

良くあるのが「今度ね」ですね。

何事にも行動する時に「今がチャンス!」って瞬間がありますよね。
今回は、「この少女を救うのは今がチャンス」ってことだったのでしょう。

ちょっと切ない気分で書きました。みなさんの心には何が残りましたか?

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