最近、生成AIでデザインイメージや修正イメージをご共有いただくことが多くなりました。
デザインやイラストのイメージを言葉で伝えるのはなかなか難しく、
人によって『かっこいい』『スマート』『シンプル』の定義は異なります。
その点、イメージを画像でご共有いただけると齟齬が少なくなり、とても助かる面もあります。
特に生成AIは無料でブラッシュアップを重ねてくれるので、非常に手軽でデザイナーにゼロの状態で持ち込むより、的確に形にしてくれる可能性が高まります。
いままでお金をかけていた求人広告、インスタ投稿画像なども生成AIでかなり精度の良いものができるように変わってきました。
AIの進化はすさまじく、デザイナーの淘汰は避けられないと考えています。
その一方で現状としてどうかという面をお話していきます。
AIでデザインは完成するのか?
AIでデザインがすべて完成するか、という点は個人的に現状ではすべては難しいと感じています。
特に印刷物に関しては、
①文字サイズ
②解像度
③入稿データ規定
などがあり、その部分はまだAIで対応しきれない部分が大きいです。
上記を無視するのであれば印刷自体はかけられるので、失敗してもなんとかなるので試してみてうまくできればいいかという場合はやってみるのもいいかもしれません。
実際にAI生成した名刺を見てみます。
今回は名刺に近い形で生成してくれましたが、金券のような横長サイズで生成される方も多いです。
そうなるとレイアウト上、思ったイメージに収まらない可能性も高くなります。
今回は名刺に近いサイズになっているので、わりとデータに起こしやすそうです。
そのうえで、気になる部分を抜粋していきます。
①情報量
特に表面の情報量が多く、Xのアカウントの下はもはや裁断位置まで近くなっています。
②文字サイズ
そして、これをデータに起こしたとき、文字サイズがかなり小さくなります。
名刺のサイズは横だと91×55mm。
文字が小さいとかなり視認性が落ちていきます。
③余白
とりあえず詰め込みました。入れたい情報はすべて入れました、という状態です。
その点は忠実に反映してくれて助かるのですが、入れればよいのか?という問題が出てきます。
④入稿データ不備
トリムマークや塗り足しはないので実寸データになるとこれで入稿はできない状態です。
今回は一番右、印刷データの不備が大きく理由に入ってきますが、結果的にAI生成してもかなり手直しが出てくる場合も多いです。
AIの進化と使う方の技術にもよるので、現状で感じる内容のまとめとなりましたが、名刺以外の点でもお話していけたらと思います。