最終面接から数日後、人事から電話。「We'd like to make you an offer.」年収の金額を聞いて、うれしさのあまり「Sounds great!」と答え、電話はそのまま終わった。
電話を切ってから気づく。ボーナスは保証なのか成果次第なのか。試用期間はあるのか。リモートワークはできるのか。入社日はいつなのか——何ひとつ聞いていない。
結論から言うと、条件を聞けない原因は「聞くのは失礼という思い込み」「その場で即答してしまうこと」「何を聞くか決めていないこと」の3つです。英語の言い回しを数個持っておくだけで、落ち着いて確認できるようになります。
※この記事は英語でのコミュニケーションの話です。雇用契約の内容に関する法的な判断が必要な場合は、専門家にご相談ください。
1. 「条件を聞くのは失礼」と思い込んでいる
日本語の感覚だと、オファーをもらった直後にお金や働き方の話をするのは図々しく感じるかもしれません。けれど、条件の確認は「交渉」ではなく、内容を正しく理解するための「確認」です。
対処:まず感謝を伝え、「詳細を確認したい」と一言添える
Thank you so much for the offer. I'm very excited about it.
Before I respond, I'd like to make sure I understand the details.
Could you send me the offer details in writing?
書面で受け取っておけば、あとで落ち着いて読み返せます。
2. その場で即答してしまう
うれしさや緊張から、電話口でそのまま「Yes」と言ってしまうパターンです。一度受諾してからでは、確認や相談がしにくくなります。
対処:返事の期限を聞いて、一度持ち帰る
Could I have a few days to review the offer?
When would you need my answer by?
期限を聞いておけば、相手を待たせすぎる心配もありません。
3. 何を聞けばいいか決まっていない
「何か質問はありますか?」と聞かれても、項目を決めていなければ何も出てきません。
対処:電話の前に、確認リストを手元に置いておく
| 確認したいこと | 英語での聞き方 |
| ボーナスの性質 | Is the bonus guaranteed, or is it based on performance? |
| 試用期間 | Is there a probation period? Do any terms change after it ends? |
| 働き方 | What is the team's policy on remote or hybrid work? |
| 入社日 | What start date did you have in mind? |
| 休暇 | How many days of paid leave are provided in the first year? |
希望の金額や条件を伝えたい場合も、確認と同じトーンで十分です。
Based on my experience in [分野], I was hoping for a base salary closer to [金額]. Is there any flexibility on that?
希望が通るかどうかは会社の事情によりますが、聞き方を整えておけば、関係を損なわずに相談できます。
オファー面談まで進むには、その前の英語面接を乗り越える必要があります。最終面接に向けて、英語で自分の経験を伝える練習をしておきたい方は、外資系英語面接の模擬面接60分をご利用ください。
これから応募先を広げる方は、選考の入口になる英文レジュメの見直しから始めるのもおすすめです。英文レジュメ添削も受け付けています(モニター枠もあります)。