疲れた夜こそ、本を開いてみる

疲れた夜こそ、本を開いてみる

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「最近、同じことばかり考えてしまう」

「気持ちを切り替えたいけれど、うまくいかない」


そんな夜はありませんか?

悩んでいるときほど、頭の中は同じ道をぐるぐる回りがちです。

そんなとき、私がひとつの方法としておすすめしたいのが「本を読むこと」です。

私は啓発本を読むとき、ときどきこんなふうに思います。


「本を一冊読むことは、講演会で話を聞く以上のものを得られることもあるな」と。


もちろん、講演会にはその場でしか味わえない熱気や臨場感があります。

でも、本には本ならではの良さがあります。


1.自分のペースで立ち止まれる


講演会では、話はどんどん先へ進んでいきます。


「今の言葉、もう少し考えたい」


そう思っても、基本的には待ってくれません。

でも、本ならページを閉じても大丈夫。

一行が心に残ったら、そこで止まれます。

疲れている日は3ページだけ。

元気な日は一章読む。

同じページを翌日にもう一度読んでもいい。


自分の心の速度に合わせられる。


これは読書の大きな魅力だと思います。


 2.大切な言葉に何度でも戻れる


一度聞いた言葉は、時間が経つと少しずつ記憶から薄れていきます。

でも、本の言葉は逃げません。


「そういえば、あそこに何か書いてあったな」


そう思ったら、もう一度そのページへ戻れます。

以前は何とも思わなかった一文が、半年後には妙に心に響くこともあります。

本は、読むたびに違う表情を見せてくれるものです。


3.自分以外の「ものの見方」を借りられる


悩んでいるときは、視野が狭くなりがちです。

まるで、同じ部屋の中を歩きながら出口を探しているようなもの。

そんなとき本を開くと、著者という別の人が


「ここにも扉がありますよ」


と教えてくれることがあります。

その扉を、必ず開ける必要はありません。


「こんな考え方もあるんだ」

「この考え方なら、少し試してみたい」


そう思えるものだけ、自分の中に持ち帰ればいい。


読書は、今まで見えていなかった扉の存在に気づかせてくれるもの。


私は、そんなところにも本を読む魅力があると思っています。


 今夜は10分だけでもいい


読書というと、


「一冊読み切らなければ」

「内容を理解しなければ」


と思ってしまう人もいるかもしれません。

でも、もっと気楽でいいと思います。

10分だけ読む。

一章だけ読む。

気になるところだけ読む。

途中でやめてもいい。

読書はテストではありません。


自分のために、自分のペースで誰かの考えを聞きに行く時間です。


もし本を読んでも答えが出ず、


「私はどうしたいんだろう」

「この選択でいいのかな」


と迷ってしまうときは、カードという別の角度から気持ちを眺めてみる方法もあります。

答えを決めつけるためではなく、今の自分の気持ちを整理するひとつのきっかけとして。

本を閉じたあとも心に残っていることがあれば、その気持ちを大切にしてみてくださいね。
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