「ホームページを作ろう」と思ったとき、まず制作会社を探し始める方が多いのですが、実はここでつまずくケースが少なくありません。
なぜかというと、発注前に決めるべきことが曖昧なまま依頼してしまうからです。
結果として、
「思っていたデザインと違う…」
「問い合わせが全然来ない…」
「追加費用がどんどん増えた…」
こんな“あるある”につながりがち。
この記事では、制作現場で実際によくある失敗を踏まえながら、発注前に決めておくと成功率が一気に上がる準備10項目をまとめました。
はじめての方でも、そのままメモとして使えるように書いていきます。
▶︎ 1. ホームページの目的をひとことで言えるようにする
いきなりデザインの話に入りたくなるのですが、まず最初はここです。
目的が曖昧だと、制作側も「何を優先して作ればいいか」が決められません。
そして、完成してから「なんか違う…」が起きます。
例としてはこんな感じ。
・問い合わせを増やしたい
・採用応募を増やしたい
・信用を上げたい(名刺代わり)
・資料請求を増やしたい
・ECで商品を売りたい
全部を一度に叶えるのは難しいので、最優先を1つ決めるのがコツです。
▶︎ 2. 誰に向けたサイトか(ターゲット)を決める
同じ業種でも、ターゲットが違うと見せ方がガラッと変わります。
たとえば、
・法人担当者向けなのか
・一般のお客様向けなのか
・年齢層はどのあたりか
・地域は限定か全国か
このあたりが固まると、文章のトーンも、写真の雰囲気も、導線も自然に決まってきます。
逆にここが曖昧だと、万人受けの“ふわっとしたサイト”になりやすいです。
▶︎ 3. 何ページ必要か、ざっくり構成を決める
「何ページ作るか」は、費用にもスケジュールにも直結します。
ここは発注前に、ざっくりでいいので決めておくのがおすすめです。
よくある基本構成はこちら。
・トップページ
・サービス(事業内容)
・実績(事例)
・会社概要
・よくある質問(入れる場合)
・ブログ(運用する場合)
・お問い合わせ
「最初は最低限で、後から追加したい」でもOKです。
ただ、その場合も最初の設計で“増やせる前提”にしておくと後が楽になります。
▶︎ 4. 競合(参考にしたいサイト)を3つ用意する
これはかなり効果的です。
言葉だけで「かっこいい感じで」「シンプルに」と言っても、人によってイメージが違います。
なので、参考サイトを3つくらい用意して、「このサイトのここが好き」「この雰囲気は避けたい」とセットで伝えると、完成イメージのズレが減ります。
できれば同業だけでなく、雰囲気が近い他業種サイトも混ぜると伝わりやすいです。
▶︎ 5. 必要な機能を整理する(フォーム、予約、決済など)
「作ってから気づく」の代表例がここです。
たとえば、
・お問い合わせフォーム
・電話ボタン(スマホ)
・予約機能(カレンダー予約)
・LINE連携
・資料ダウンロード
・多言語対応
・EC機能(決済・カート)
最初に全部決めなくてもいいのですが、
“必要になりそうなもの”だけでも洗い出しておくと見積もりが正確になります。
▶︎ 6. 文章(原稿)を誰が用意するか決める
ホームページ制作で、意外と多いのが「原稿が出てこなくて止まる」ケースです。
制作側が書くのか、自社で用意するのか、一緒に整理しながら作るのか、
ここを先に決めておくと、進行がスムーズになります。
自社で用意する場合は、完璧じゃなくてOK。
箇条書きでもメモでもいいので、まず素材を出せるようにしておくと進みます。
▶︎ 7. 写真素材をどうするか決める(撮影・素材・支給)
文章の次に止まりやすいのが写真です。
・自社で撮った写真を使う
・商用フリー素材を使う
・カメラマン撮影を入れる
どれでもいいのですが、写真の質でサイトの印象はかなり変わります。
「安っぽく見える」「信頼感が出ない」は写真が原因のことも多いです。
最低でも、外観/内観、スタッフ、商品やサービス風景、このあたりは何かしら用意できると安心です。
▶︎ 8. 予算の上限と“どこまで含めたいか”を決める
ホームページ制作は、同じ「5ページ」でも金額が幅広いです。
理由は、作業範囲がバラバラだから。
・デザインはテンプレ?完全オリジナル?
・原稿作成は含む?
・SEO設計はやる?
・公開後の保守は含む?
なので、予算を決めるときは「金額」だけでなく、
“どこまでやってほしいか”もセットで考えるのがポイントです。
▶︎ 9. 公開希望日とスケジュール感を共有する
「できれば来月までに…」のように、希望でもいいので共有しましょう。
特に、原稿や写真を自社で用意する場合は、
制作よりも素材準備のほうが時間がかかることもあります。
公開日が決まっているなら、逆算して
・いつまでに原稿
・いつまでに写真
・いつ初稿確認
の流れを決めると安心です。
▶︎ 10. 公開後に“誰が更新するか”を決める
ホームページは公開して終わりではなく、むしろそこからがスタートです。
・お知らせを更新したい
・実績を追加したい
・ブログを書きたい
・商品を追加したい(EC)
このときに、自社で更新するのか、制作側に依頼するのか、保守契約を結ぶのか、を決めておくと、公開後に困りません。
「更新は苦手だから丸投げしたい」でも全然OKです。
ただ、最初からその前提で設計しておくと、余計な手戻りが減ります。
▶︎ まとめ:準備ができると、制作はうまくいく
ホームページ制作の失敗って、実は「制作会社が悪い」というより、
発注前に情報が揃っていないことが原因で起きることが多いです。
今回の10項目を先に整理しておくだけで、
見積もりも正確になり、完成イメージのズレも減り、公開までのスピードも上がります。
そして何より、「作ったのに成果が出ない…」を避けやすくなります。
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「文章や構成から一緒に整理してほしい」
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